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ザーン(ざーん 地名)
登場作品 FG


サイド1の総称。全部で7つあるサイドのうち最も最初期に建設されたもので、宇宙移民の足がかりとして発展した。しかしU.C.0079.01.03に勃発した一年戦争緒戦においてジオン軍の電撃的な攻撃を受けて壊滅している。

サイコ・ウェーブ(さいこ・うぇーぶ 成句)
登場作品 FG
 Z ZZ CCA V

ニュータイプが発する特殊な精神波。「感応波」とも呼ばれる。この精神波を通信・制御手段としたものがサイコミュである。
サイコ・ウェーブの伝達はミノフスキー粒子散布下でも妨害されることがなかったため戦場における理想的な伝達手段として考えられ、兵器に応用されビットやファンネルといった遠隔攻撃デバイスの制御に用いられるようになった。

サイコミュ(さいこみゅ 成句)
登場作品 FG
 0083 Z ZZ CCA F91 V

サイコ・コミュニケーターの略で脳波伝達システムとも言う。一年戦争時にフラナガン機関が開発したシステムでニュータイプが発するサイコ・ウェーブを受信し機械語に翻訳するインターフェイスである。これにより短時間で大量の情報伝達が可能になりニュータイプの意思を直接的に操縦系統に反映させることが出来る、つまり肉体的な反射神経などに頼らず反応速度を飛躍的に向上させることが出来る。
また、一人のニュータイプパイロットが同時に複数の機器を操作することが可能になりビットやファンネルといった無人攻撃端末の発達にも貢献した。
これらの特徴をもとにMSの制御系に導入され多くのニュータイプ専用MSが開発された。また人類の進化の象徴とされたニュータイプが戦争の道具として数多く戦場へ送られることとなった。

サイド6(さいどしっくす 地名)
登場作品 FG 0080


L(ラグランジュ)4に建設されたコロニー群で通称を「リーア」という。一年戦争発生直後に中立宣言を行ったことで他のコロニーと違って壊滅的被害をこうむることはなかった。これは当時のランク政権が事前にジオンと密約を交わしていたためとされる。この宣言によりサイド6宙域ではいかなる戦闘行為も禁止となった。
しかし、実際には戦闘協力行為は行われていたようで、ジオン軍のニュータイプ研究機関であるフラナガン研究所や連邦軍はU.N.メディカルセンターと称する医療機関を装ったMS開発の研究施設が設置されていた。さらにジオン軍のサイクロプス隊と連邦軍の間に戦闘行為が発生するなど完全な中立が守られていたわけではなかった。

サイド6・8バンチ(さいどしっくす・はちばんち 地名)
登場作品 FG


シャアの追撃をかわすためにホワイトベースが寄港したコロニー。通称「バルダ」。
このコロニー内でアムロは父テム・レイと再会した。また、同じくジオン軍ニュータイプララァ・スンとも出会っている。

サイド6中立宣言(さいどしっくすちゅうりつせんげん 地名)
登場作品 FG


U.C.0079.01.11、当時のランク政権が発布した宣言。この宣言によって地球連邦軍ジオン公国軍のどちらの戦闘行為にも与さない中立地帯となった。この宣言によって他のコロニーに壊滅的な被害が出たにもかかわらずサイド6のコロニー群にはほとんど被害はなかった。そのため住民たちの中には一年戦争自体を他人事のように感じているものもいたようである。

サイド3(さいどすりー 地名)
登場作品 FG Z ZZ CCA


もっとも地球から遠く離れたラグランジェ・ポイントに建設されたコロニー群。人口増加を目的として作られた密閉型コロニーがほとんどを占めている。
UC0058、連邦政府からの独立を宣言、ジオン共和国を樹立。その後、提唱者ジオン・ダイクンが死亡、後を継いだデギン・ザビによってジオン公国として軍事力を強化、UC0079、連邦軍へ宣戦布告。これが一年戦争である。
一年戦争終結後は再びジオン共和国となり、連邦の傀儡政権として存続。ハマーンによるネオ・ジオンへの参加もあったが、UC0100、自治権を連邦政府に返還。ここに長きに渡ったジオン独立戦争は終結をみる。
劇中登場のバンチとしては首都バンチのムンゾ、24バンチ「タイガーバウム」がある。また、シャア・ジオンの拠点スウィート・ウォーターもサイド3にあるとする説もある。

サイド3・1バンチ(さいどすりー・いちばんち 地名)
登場作品 FG


ズム・シティーと称されるジオン公国の首都バンチ。内部には人の顔を模したとも言われる巨大な公王庁舎が置かれている。

サイド3・3バンチ(さいどすりー・さんばんち 地名)
登場作品 FG


通称「マハル」。一年戦争終盤にジオン軍によって住民全員が強制疎開させられ巨大レーザー砲ソーラ・レイへと改修された。デラーズ・フリートに参加したシーマ・ガラハウ中佐らシーマ艦隊のメンバーは全員このコロニーの出身とされる。

サイド7(さいどせぶん 地名)
登場作品 FG Z


L3に建設されたコロニー群の総称で「ノア」という通称で呼ばれる。7つあるサイドの中では最も新しく一年戦争当時には唯一1バンチのみが存在するだけだった。これには地球連邦軍による軍事研究施設化という思惑が大きく関係している。戦後複数のコロニーが建設されたが、サイド7が軍事施設としてのコロニーという特色は消えることなく、U.C.0087には「グリーン・オアシス」と名称を改めティターンズの軍事拠点となった。

サイド7・1バンチ(さいどせぶん・いちばんち 地名)
登場作品 FG Z


@一年戦争時にサイド7に唯一建設されていたコロニー連邦軍関係者とその家族のみが移住しており、コロニー自体が軍事施設として開発されていたようである。それを示すとおりMS開発施設や演習場が用意されていた。そして人類史上初めてのMS同士の戦いが行われた場所でもある。
Aグリプス戦役時にティターンズの活動拠点となったコロニー。U.C.0087.03.02、コロニー内でガンダムmk-Uの飛行訓練が行われていたがエゥーゴの偵察部隊によってうち2機が強奪されている。

サイド2(さいどつー 地名)
登場作品 FG Z V


通称「ハッテ」と呼ばれるコロニー群。L4宙域に建設され、一年戦争ではサイド1同様ジオン軍の侵攻により壊滅したが、「コロニー再生計画」により復興した。グリプス戦役時には中立の立場をとっていたが、どちらかといえば反ティターンズよりの気風があり、毒ガス攻撃やコロニーレーザーの標的とされるなど2基のコロニーとその住民の命が失われた。
U.C.0149にはアメリア・コロニーにザンスカール帝国が建国され、リガ・ミリティアとの間に激戦が展開された。

サイド2・8バンチ(さいどつー・はちばんち 地名)
登場作品 FG


一週間戦争」においてジオン軍に奪取され地球へと落着したコロニー。通称アイランド・イフィッシュ
連邦軍の必死の抵抗によって大気圏上層部で崩壊し目標であったジャブローへの落着は避けられたが、シリンダー前部がオーストラリアのシドニー付近に落着、シドニーとその周辺を地面ごと消滅させ、後部も細かい破片となって地球全土に降り注いだ。この結果地球の環境は異変に見舞われ、コロニー落下地点以外でもたくさんの死者を出した。

サイド5(さいどふぁいぶ 地名)
登場作品 FG


L(ラグランジュ)1に建設されたコロニー群。この場所で行われた一年戦争緒戦のルウム戦役はこのコロニーの通称から取られた。その戦闘によって壊滅したサイド5は巨大な暗礁宙域となり、エギーユ・デラーズ率いるデラーズ・フリートはその暗礁宙域という空間を逆手に取り繋留基地「茨の園」を建設。デラーズ紛争へと力を蓄えた。その後同じL1に再建されることとなった。

サイド5・11バンチ(さいどふぁいぶ・じゅういちばんち 地名)
登場作品 FG


ワトホートの愛称で呼ばれていたコロニー。このコロニーを巡って連邦軍ジオン軍との間に大規模な戦闘が勃発し後にルウム戦役と呼ばれた。ただしコロニー自体は連邦軍の必死の抵抗により奪取はされなかった。

サイド4(さいどふぉー 地名)
登場作品 FG F91


ムーアと呼ばれるL5に建設されたコロニー群の総称。しかし一年戦争で壊滅したサイド4はその後の「コロニー再生計画」によってL1に場所を移して再建された。U.C.0120年代には新興コロニー建設の場となり、「フロンティア・サイド」とも呼ばれる。

サイド1(さいどわん 地名)
登場作品 FG Z ZZ CCA


L(ラグランジュ)5に建設されたスペースコロニー群。通称をザーンという。7つあるサイドの中では最も最初期に建造され、そのデータが以降のコロニー建設にそのデータが活用されたとされている。一年戦争ジオン軍の侵攻にあい壊滅。戦後「コロニー再生計画」により復興したもののU.C.0085にはティターンズにより「30バンチ事件」の舞台となった。また、U.C.0090にはロンデニオンにロンド・ベル隊の本部が設置されている。

ザクU(ざくつー MS名)
登場作品 FG


MS-05ザクTに次いで実戦投入されたジオン軍MS。その完成度は連邦軍が自軍のMS開発の際に参考にし、ジオン軍でも後に開発されるMSの礎となった名機中の名機。
一年戦争初期には無敵ともいえる活躍を見せたのだが連邦軍がガンダムの開発に成功すると、その性能差を露呈してしまい、後発のMSに主力の座を譲ることになる。しかしそれでも終戦まで前線で用いられた機体のポテンシャル自体は評価されてしかるべきだろう


ザクUS型(ざくつーえすがた MS名)
登場作品 FG


ザクUF型の強化型で、スラスター推力を30%強化した高性能機である。その高性能ゆえに技量の高いパイロットでないと扱いにくい機体となってしまったが、逆にこの機体を乗りこなせる技量を持つパイロットは高い戦果をあげることが出来た。主に隊長機として配備され頭部にはマルチ・ブレード・アンテナが装備され指揮・通信能力が強化されている。最も有名な機体はシャア・アズナブルの乗る機体である。

ザクUF型(ざくつーえふがた MS名)
登場作品 FG 0080


数あるザクUのバリエーション機の中でも最も普及したタイプであり主に宇宙空間で使用された汎用主力MS。劇中宇宙での戦いに投入されていたザクUはほぼ全てこの機体だと思っていい。

ザクUJ型(ざくつーじぇいがた MS名)
登場作品 FG 08


ザクUのバリエーションの一つで重力下での使用を考慮した改修がなされている。一年戦争で「地球降下作戦」に大量投入された本機は地球連邦軍の守備部隊を次々と壊滅させ、戦争初期のジオン軍の絶対的有利の状況を作るのに貢献した。またこの機体をベースに様々な局地戦仕様の機体が生み出されることとなった。

ザクレロ(ざくれろ MA名)
登場作品 FG


一年戦争時にジオン軍が開発した試作型MAビグロブラウ・ブロよりも先に完成したが、性能に問題があり廃棄処分が決定していた。
しかしトクワン大尉の仇討ちをもくろむデミトリー中尉によって持ち出されホワイトベース隊と交戦、ガンタンクを中破させるもガンダム(+GメカBパーツ)にあっさりと撃墜される。
登場話数は1話だけなのに何故か強烈に印象に残る外見が最大の特徴。

ザクT(ざくわん MS名)
登場作品 FG ZZ


ジオン軍が初めて実戦レベルでの開発に成功したMS。そして同時に初めて実戦投入されたMSでもある。
一年戦争中盤では既に旧式の烙印を押されていた(旧ザクと呼ばれることもある)が、補給部隊など後方支援の現場では現役として使用されている。
また、終戦間際のジオン軍の貧窮状況を表すシーンとしてア・バオア・クー戦で防衛に当たるザクTの姿が目撃されている。

サザビー(さざびー MS名)
登場作品 CCA


シャア・アズナブル最後の乗機にして最強の赤いMS。ファンネルをはじめ、重武装ながら高機動を実現した機体。その秘密はサイコフレームを組み込んだ機体の追従性にある。
シャアの設立したネオ・ジオンのフラッグシップ的な機体となっておりシャア自身がこの機体を駆って最前線で戦うこともしばしばあった。
地球寒冷化作戦の最終局面、アムロνガンダムと死闘を繰り広げるが、最後はνガンダムにタコ殴りにされ、シャアはあえなく脱出ポッドで機体を捨てることになる。
小説版、「ハイ・ストリーマー」ではこの機体ではなく、ナイチンゲールという機体が登場する。第2次スーパーロボット大戦では一定の条件を満たすとナイチンゲールが登場し、凶悪なまでの強さを発揮する。


サブ・フライト・システム(さぶ・ふらいと・しすてむ 成句)
登場作品 FG 08 Z ZZ CCA V


SFSと略されるMSを搭載する航空機。主に1〜2機を搭載しそのまま戦闘も可能だった。当初は大気圏内での使用のみが確認されていたが宇宙空間で使用するSFSも出現しサポート兵器としての地位を不動のものとした。
主なSFSとしてはド・ダイYS、ベースジャバーなどがある。

サラミス(さらみす 戦艦名)
登場作品 FG

地球連邦軍が「70年代軍備増強計画」に基づいて建造された宇宙巡洋艦。基本設計が極めて優秀なことからその後様々な改修が加えられ長年にわたって連邦軍の主力を務めた。U.C.0153のザンスカール戦争時にも使用が確認されておりおよそ80年にわたって就役していたことになる。
もっとも一年戦争時には対艦戦能力こそ高かったもののMS運用能力がなく(ソロモン攻略戦などでは甲板にボールジムを“乗せて”いたことはある)、ルウム戦役など一年戦争初期における連邦軍の劣勢につながる事となった。そのため戦後MSカタパルトを増設した改修艦が出現している。

ザンジバル(ざんじばる 戦艦名)
登場作品 FG 08

一年戦争時にジオン軍が建造した大気圏突入能力を有する巡洋艦。巨大な主翼とリフティング・ボディを利用して一定時間の大気圏内の飛行が可能となっている。また、専用ブースターを装着することで大気圏離脱も可能な高性能艦。
MS運用能力も高く、機動母艦としての機能も有している。

酸素欠乏症(さんそけつぼうしょう 成句)
登場作品 FG ZZ

血中の酸素濃度が極端に低下することによって脳神経細胞に回復不能なダメージを負ってしまった症状のこと。宇宙に生活を広げたガンダムの世界では身近な症状であったと思われる。症例としては記憶の混濁、記憶喪失、人格の変貌などがある。
ジオン軍サイド7襲撃の際コロニー外へと吸い出されたテム・レイがこの症状にかかっている。また、ZZではシャングリラに流れ着いたヤザン・ゲーブルもこの症状にかかっていたのではないかというくらいキャラが変わっていた。

サンマロ(さんまろ 人名)
登場作品 FG


ホワイトベースに乗り込んでいた看護兵。普段はメガネをかけているが診療を行うときには外すことが多かったようだ。
ソロモン攻略戦で負傷したハヤトを気遣うフラウに対して適切な指示を下すなど能力も非常に高かったようである。

Gアーマー(じーあーまー MS名)
登場作品 FG


一年戦争時に地球連邦軍が開発したガンダムの支援パーツ「Gパーツ」の運用形態の一つ。長距離重爆撃機としての運用を見込まれていた。ガンダム本体をGパーツAとGパーツBで挟み込みそのまま飛行できる推力を持つ。また、2連装メガ粒子砲、機首ミサイルなど武装も申し分なく、様々な戦局で使用された。
また飛行中にガンダムと分離することでGファイターとなることが出来る。
主なパイロットはセイラ・マス、スレッガー・ロゥ。
ちなみにこの機体はテレビ版のみの登場。あまりにエポックメイキングなこの機体は劇場版では存在自体がカットされ、代わりにコア・ブースターという支援戦闘機が登場する。これがまたカッコイイから困るんだな。

Gスカイ(じーすかい MS名)
登場作品 FG

「Gパーツ」の運用例のひとつで長距離爆撃機としての運用が見込まれた機体。GパーツBとガンダムBパーツ、コア・ファイターがドッキングしたもの。この形態での最大の欠点はガンダムBパーツが完全なデッドウエイト化してしまう点。また、武装自体もコア・ファイターのものしか使えないため攻撃能力も期待できない。ガンダムBパーツを有効に使うため、コア・ファイターとGパーツBのみで構成されたGスカイ・イージーという形態が発案された。

Gスカイ・イージー(じーすかい・いーじー MS名)
登場作品 FG

「Gパーツ」の運用例の一つでGスカイでの欠点であったガンダムBパーツのデッドウエイト化を防ぎそのまま軽量化がなされており機動性の向上がなされている。また、サブ・フライト・システム的な運用方法もされてことがあるが、いくら昔のアニメがとんでも表現が多いといってもあれはちょっと…みたいな。だってガンダムの腹部に収納されているはずのコア・ファイターの部分にガンダムが乗っちゃってるんだよ!?絵を見る機会があったら見てみて、絶対ツッコミ入れるから!!

Gパーツ(じーぱーつ 成句)
登場作品 FG

一年戦争時に地球連邦軍が開発したサポート・ユニットで「Gメカ」と呼ばれることもある。ガンダムコア・ファイター)との連携を考慮した設計をされておりコクピットを含む前部であるGパーツAと推進機器を有するGパーツBとに分割され、ガンダムのAパーツ、Bパーツそしてコア・ファイターと組み合わせることによって様々な形態に変形することができ、支援機として多種多様な戦況に対応できる。

Gファイター(じーふぁいたー MS名)
登場作品 FG

「Gパーツ」の運用形態の一つでGパーツA、Bのみで構成される支援用攻撃機。ガンダムコア・ファイターを抱えていない分軽量で運動性も高く、単機での攻撃力も兼ね備えており、更にはサブ・フライト・システムとしての運用も可能であった万能戦闘機。主なパイロットはスレッガー・ロゥセイラ・マス
ホワイトベースには二機が配備されたが、うちスレッガー機はソロモン攻略戦で失われている。

Gブル(じーぶる MS名)
登場作品 FG

「Gパーツ」の運用形態の一つでGパーツA、ガンダムのAパーツ、コア・ブロックで構成される重戦車形態。ガンダムの熱核融合路を使用できるため主兵装のメガ粒子砲の威力は極めて高く、ゴッグの頭部に直撃を与えて撃破している。しかし空を飛べるGファイターをわざわざ地べたを這わせることに何の意義があるのか、今をもって不明である。

ジーン(じーん 人名)
登場作品 FG


シャアの部下でデニム曹長の指揮の下サイド7への偵察任務を行った。階級は軍曹。
コロニー内で連邦のV作戦を目の当たりにした彼は「手柄を立てちまえばこっちのもんよ」と任務にはなかった攻撃を強行する。しかしアムロによって起動したガンダムの圧倒的なパワーの前に機体は中破、背を向けて逃げ出そうとしたところをビームサーベルで機体ごと両断され命を落とす。
人類史上初めてのMS同士の戦闘を行ったのはこんな地味な人でしたとさ。

シーブック・アノー(しーぶっく・あのー 人名)
登場作品 F91


サイド4、フロンティアWの工学科のハイスクールに通っていた学生。
クロスボーン・バンガードのフロンティア・サイド侵攻に巻き込まれ、フロンティアWを脱出。逃げ込んだフロンティアTで地球連邦軍の練習艦スペース・アークに乗り込み、そこでガンダムF91のパイロットとなる。
クロスボーン・バンガードの本国となったフロンティアW、コスモ・バビロニアに潜入した際に、フロンティアW脱出時に連れ去られた(正確には連れ戻された)級友セシリーと再会する。直後のフロンティアT制圧作戦でMSビギナ・ギナのパイロットとなったセシリーを説得、また、別居していた母モニカとも再会する。スペース・アークのフロンティアT脱出作戦の際に戦いの元凶である鉄仮面と彼が駆るMAラフレシアと戦い、これを撃破。同時にF91も大破するが、無事に脱出することに成功する。
また、数年後の世界を舞台にしたコミック「機動戦士クロスボーンガンダム」では木星帝国を打倒するため敢えてベラ・ロナを名乗る決意をしたセシリーのために自らもキンケドゥ・ナゥを名乗り宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロットとして木星帝国と戦うことになる。

ジェイキュー(じぇいきゅー 人名)
登場作品 FG


シャアの元に送られた補充兵の一人で大気圏突入直前の戦闘に参加した兵士の一人。ガンダムに接近戦を挑もうとしたところバルカン砲の斉射を受け戦死。

ジェスターガンダム(じぇすたーがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオポルトガル代表のガンダムファイター、ロマリオ・モニーニの搭乗する機体。本職の道化師である彼の能力を最大限に生かすためビームストリングスやバルーンビットといった特異な武器を多数装備、特に腹部に装備されたジェスター・エッジの破壊力は抜群である。またロマリオは相手の技をコピーするのが得意でありそれを再現するだけの機体ポテンシャルの高さは外見から窺い知ることが出来ないほど高い。

ジェット・ストリーム・アタック(じぇっと・すとりーむ・あたっく 成句)
登場作品 FG DES


ジオン公国軍の黒い三連星(ガイア大尉、オルテガ中尉、マッシュ中尉)の得意とする連携攻撃。
敵MSから見て一直線に突撃していき、一機目の攻撃がかわされたとしても二機目が、二機目がかわされても三機目が攻撃を仕掛けることによって確実に相手を仕留めるという攻撃。しかし、マチルダのミデアの援護(この迎撃でマチルダは戦死)を受けたアムロガンダムにより破られる。
ちなみにテレビ版と映画版では黒い三連星とガンダムの戦闘の回数が違う。
で、種運命ではドムトルーパーというMSを駆り、ヒルダ、マーズ、ヘルベルトの三人が颯爽と登場。「まずはアレだ、行くよ!」という掛け声と共に三人声を合わせて「ジェット・ストリーム・アタック!」と来たもんだ。それ聞いた瞬間( ´゚д゚`)えーーーでしたよ、ホント。

ジオニズム(じおにずむ 成句)
登場作品 FG


エレズムとコントリズム、そしてニュータイプ思想が融合した思想。
優れた洞察力によって互いを理解し合えるため、人類全体がニュータイプになれば理想的に地球圏を運営していけるというもの。主にジオン・ダイクンが提唱。
しかし、ダイクン暗殺後ギレン・ザビの「優性人類生存説」によってゆがめられたジオニズムは戦争の道具として用いられてしまう。その後、主にジオン残党(デラーズ・フリートやハマーン・ジオン)によってジオニズムは唱えられることになる。
最終的にジオニズムを唱えたのはダイクンの息子キャスバル(シャア)で、地球環境の破壊により、強制的に宇宙移民を完遂させようというものであった。

ZEONIC社(じおにっくしゃ 組織名)
登場作品 FG 08 0080 IGL


サイド3に本社を置く機械メーカーで史上初めて人型汎用機動兵器モビルスーツを開発した。U.C.0070年代初頭にMIP社、ZIMMAD社とともに次期主力汎用戦術兵器の最終コンペティションに残り他二社の機体を下し、軍へと制式採用された。そして更なる改良と運用理論の構築を経て初の実戦用MS、MS-05ザクTが量産化され、後継機ザクU一年戦争を通じて最も大量に生産された。
戦争終了後、地球連邦軍によってZEONIC社は解体され、そのノウハウと技術者の多くはアナハイム・エレクトロニクス社に吸収された。

ジオン共和国(じおんきょうわこく 組織名)
登場作品 FG 08 0080


一年戦争後にサイド3の自治権を担った政府組織の名称。初代内閣はデギン公王の命を受けて連邦との和平工作に動いていたダルシア・バハロによって組織された。名目上では独立国家ではあるがあくまでも建前であり実質的には連邦の指揮下にある傀儡国家である。そのためこの国家を正統なものと認めない公国軍残党は多く、地球圏各地でのゲリラ活動は後を起たなかった。また一応軍備は許されてはいるが大規模な艦隊や機動兵器の保有は制限されており、さらにグリプス戦役時にはティターンズの指揮下のもと共和国軍として「アポロ作戦」に駆り出されることとなった。
U.C.0100に自治権を完全に放棄するよう地球連邦政府との間に約されており、「ジオン」の名を冠する国家は消滅することとなった。

ジオング(じおんぐ MS名)
登場作品 FG


ジオン軍が開発したMS一年戦争最終決戦のア・バオア・クー戦で実戦投入されたがその時点での開発進行度は80%で足が取り付けられていない状態だった。しかし担当メカニックによれば「足なんて飾り」と宇宙におけるMSの存在意義を根本から揺るがす大胆発言をされている。
ジオングの最大の特徴はニュータイプ専用MSとして開発されたというところにあり、両腕が有線によるオールレンジ攻撃端末となっている。また、機体各所にメガ粒子砲を装備しており決戦用MSとして申し分ない攻撃力を有していた。
頭部はコクピットブロックとなっており、同時に胴体から切り離して単独で飛行が可能な脱出ユニットとして機能する。またこの頭部にもメガ粒子砲が一門装備されている。
同決戦でガンダムと互角に戦い、それまで無敵だったガンダムと相討ちとなる。

ジオングの整備兵(じおんぐのせいびへい 人名)
登場作品 FG


ア・バオア・クー内の工廠ジオングの整備を担当していた兵士。キシリアにジオングの完成度と評された彼は「冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100%発揮できます。」と憤りを隠さなかった。また、足がついていないことをシャアに指摘されると「足なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのです」と反論し、有線サイコミュを使いこなせるかどうかシャアがこぼすと、「大佐のニュータイプ能力は未知数です。保証なんてできるはずがありません。」と断言している。登場は僅か5分にも満たないのにあまりにもインパクトを残した割には名前がない。
「月刊ガンダムエース」誌上で連載されている「機動戦士ガンダム C.D.A〜若き彗星の肖像」では衝撃の再登場を果たす。それによるとア・バオア・クーを脱出した彼は再び製造されたジオングの整備を担当することになっており、ジオングについた足を「まんざら飾りでもないということが分かりました」と言っている。まあ正伝ではないのでそんな話もあるよ程度で聞いておいてくれたまえ。

ジオン公国(じおんこうこく 組織名)
登場作品 FG 08 0080


ジオン・ダイクンが設立したジオン共和国を前身として、ダイクンの死後デギンらザビ家によって興されたコロニー独立国家。共和国時代の平和路線を覆し、軍事力による連邦からの脱却を図り、ミノフスキー粒子の軍事転用、MSの開発などを行い、一年戦争を始める。
開戦当初はMSによる大きなアドバンテージがあり、コロニー落としによる早期決着を目論んだが、連邦の物量の前に徐々に戦況が膠着状態になる。そして連邦軍ガンダムが実戦投入され、MSが本格投入されるようになるとその物量差の前に劣勢になりア・バオア・クーでの最終決戦に敗れ、ギレンキシリア兄妹が戦死すると、ダルシア首相がデキンの命を受けて密かに進めていた和平交渉を連邦に打診。戦争は終結する。
その後「ジオン公国」という名称はなくなるが、その残党、血縁者により長きに渡り地球圏は戦乱の渦に巻き込まれることになる。

ジオン公国軍(じおんこうこくぐん 組織名)
登場作品 FG 08 0080


ジオン公国が保有する軍隊で「ジオン軍」「公国軍」とも呼ばれる。公国軍の軍組織は行政組織と密接に関わっていて、公王であるデギンを頂点として総帥ギレンと各軍団(宇宙攻撃軍、突撃機動軍、地球方面軍)が置かれ、それぞれの要職にザビ家の一門が就任している。この組織構造はザビ家の私兵となる可能性を有しており、事実一年戦争でジオン軍が敗れたのはザビ家の兄妹間の確執が作戦指揮に影響を及ぼしたといわれる。
しかしそうした欠点ばかりでなく人型汎用機動兵器MSの開発、そしてそれを用いた戦術・戦略論の確立とそれを可能にした技術力には目を見張るものがあった。


ジオン十字勲章(じおんじゅうじくんしょう 成句)
登場作品 FG 08 0080


ジオン軍が将兵に与えた勲功章でよく知られているもの。個人で戦闘に多大な功績のあったものに与えられたが、戦争末期になると民間人にも授与されることがあったといわれている。

ジオン・ズム・ダイクン(じおん・ずむ・だいくん 人名)
登場作品 FG


「宇宙への進出が人類の革新を促す」というジオニズムの提唱者。この思想がスペースノイドへ希望を抱かせ、一部の野心家に権力掌握の夢を抱かせることになる。
UC0052、サイド3で自治権獲得運動を展開、UC0058にはサイド3独立宣言によってジオン共和国を設立。彼自身はあくまでも外交的手段により自治権獲得を望んだが、同志デギン、ギレンといったザビ家による強硬姿勢との対立もあり、その実現は成し得なかった。
UC0068、突如心臓発作で死去するが、これはザビ家による暗殺といわれている。
彼の残した思想とジオンという国が後の世に長い戦乱を呼ぶことになったのは否定できない。また、息子キャスバル、娘アルテイシアもその後、数奇な人生を歩むことになる。

ジオン訛り(じおんなまり 成句)
登場作品 FG


ジオン公国を中心として使われている(であろう)独特の言葉遣い。ホワイトベースに潜入したフラナガン・ブーンは同行したキャリオカにジオン訛りが酷いから喋るなと注意している。だが、一体どういう訛りなのかは不明である。

島3号型コロニー(しまさんごうがたころにー 成句)
登場作品 FG 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V


旧世紀の物理学者ジェラルド・K・オニールが提唱したスペース・コロニーのひとつであり、宇宙世紀でスペース・コロニーという場合通常はこのタイプのコロニーのことを指す。別名を開放型コロニーという。

ジム(じむ MS名)
登場作品 FG

地球連邦軍が開発、量産したMS。そのベースとなったのはアムロが乗り驚愕すべき戦果を残したガンダムである。
その初期生産分はパーツの初期不良などで思ったような戦果が挙げられなかったが、第二期生産分からは量産機の特性を生かした集団戦法、ボールとの連携運用で連邦の勝利に大きく貢献した。
後の連邦軍の主力MSの礎となった偉大な名機。…なのだが、映像でのあまりのやられっぷりには「雑魚」「ガンダムもどき」などファンには酷評される。
しかしコアな連邦ファンに言わせると「ジムは本当は強いんだ。でも連邦にはガンダムがいるから、仕方なくやられ役を演じてやってるんだ」ということになるらしい(;つД`)

シムス・アル・バハロフ(しむす・ある・ばはろふ 人名)
登場作品 FG


ジオン軍の女性技術士官でブラウ・ブロの実戦導入に心血を注いでいた。運用試験中に部下のコワルとともにGアーマーと遭遇し、やり過ごそうとするが、恐怖心からコワルが発砲してしまい左ブロックに被弾するも、かろうじて帰還する。その後ニュータイプパイロット、シャリア・ブルを迎え出撃するが、ガンダムとの戦闘でシャリアとともに戦死する。
彼女の手がけたニュータイプ専用機とその技術が後の強化人間などの悲劇を呼んだ一因であることは疑いようもない事実である。

シャア・アズナブル(しゃあ・あずなぶる 人名)
登場作品 FG
 CCA

ジオン連邦とその名を知らぬ者はいない程のエースパイロット。一年戦争緒戦のルウム戦役赤いザクを駆り連邦の戦艦を5隻沈めたその動きから
赤い彗星」の通り名を持つ。その正体はジオン公国の礎、ジオン・ダイクンの遺児で本名をキャスバル・レム・ダイクン
父ジオン暗殺後はエドワウ・マスと名を変え潜伏、成長したキャスバルはジオン公国軍士官学校へ入り、父を暗殺したザビ家への復讐の機会をうかがい、一年戦争でガルマ・ザビキシリア・ザビをその手にかける。
戦争終盤、ララァ・スンとの出会いによりニュータイプによる人類の革新を信じるが、アムロとの交戦によりララァは戦死、以後、ララァの死はシャアそしてアムロのトラウマとして残ることになる。
ア・バオア・クーでの戦闘の後、小惑星基地アクシズへと逃げ延び、7年後グリプス戦役時には反地球連邦組織エゥーゴの中心人物として地球圏に戻ってくる。その際新たな偽名としてクワトロ・バジーナを名乗る。
グリプス戦役のコロニーレーザーでの攻防で再び行方不明となるが、さらに6年後のUC0093、ネオ・ジオン総帥として歴史の表舞台に復活。
アクシズを地球に落とす地球寒冷化作戦を実行する。その戦いでアムロとともに行方不明に。
アムロもそうだがシャアもまた気の多い男であった。ララァ、ハマーン、レコア、クェス(言い寄られただけか)、ナナイ
ちなみに「Vガンダム」の主人公ウッソ・エヴィンはシャアの子孫とする説や、小説「ガイア・ギア」ではシャアの記憶のみ受け継ぐメモリー・クローン「アフランシ・シャア」なる人物が主人公になるなど何かとその名が登場することになる。

シャア専用ゲルググ(しゃあせんようげるぐぐ MS名)
登場作品 FG


一年戦争後期にジオン軍が開発したゲルググ先行量産型を、シャア用に改修したカスタム機。当然赤。
テキサス・コロニーでの戦闘でガンダムと互角の戦闘を繰り広げた後、コンペイトウ宙域でララァのエルメスとともに出撃するも一瞬の隙をつかれ片腕を破壊され、さらに止めを刺されるところを割って入ったララァによって救われている。
その後、この機体の行方は不明。

シャア専用ザク(しゃあせんようざく MS名)
登場作品 FG


赤い彗星シャア・アズナブルの乗機。通常の3倍のスピードを出したなど様々な伝説が残されている。
実は普通のザクUとは違い、本機はS型と呼ばれる高性能機(一般兵用はF型)で、推力の向上による高機動性を獲得している。
シャアといえばこの機体という人があまりにも多いことでも有名だが、実際にはホワイトベースがガルマを倒したところまでしか乗っていない(つまり実質10数話程度)。しかしそれでもこれだけのインパクトを残したというのは正直すごい。
ちなみに俺の買ったマスターグレードのシャアザクは上の子供によって見事に撃墜されました…

シャア専用ズゴック(しゃあせんようずごっく MS名)
登場作品 FG


北米での失態の後、しばらく表舞台に姿を現さなかったシャアの2番目の乗機。この機体もザクUと同じく一般機とは違いS型と呼ばれる。一般機との違いは陸戦能力が強化されていること。
ジャブロー攻略戦で赤い機体とともに復活したシャアを見てアムロは思わず「間違いない」と呟いた。とりあえずジムを一撃で貫いたあのシーンは最高です。
シャア専用ムサイ(しゃあせんようむさい 戦艦名)
登場作品 FG


ジオン軍の主力巡洋艦ムサイ級のバリエーションの一つで、正式な艦名は「ファルメル」。
もともとは宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビの座乗艦として建造されたものの、グワジン級大型戦艦の就役に伴ってルウム戦役での功績を評価されたシャアへ譲渡されることとなった。だが、ガルマ戦死の責を問われてシャアが失脚すると、彼の副官であったドレン中尉(後に大尉)が艦を受け継ぎ「キャメル・パトロール艦隊」の旗艦として使用される。
その後、ジャブローから宇宙へ上がったホワイトベース隊と交戦するが、戦士として大きく成長した彼らの相手にはならず撃沈する。テレビ版ではシャアとともにホワイトベースを挟撃しようとしたが、それもかなわず撃沈されている。
ちなみに通常のムサイ級との違いは艦橋部のデザインのみ。

シャア専用リック・ドム(しゃあせんようりっく・どむ MS名)
登場作品 FG


小説版「機動戦士ガンダム」におけるシャア・アズナブル最後の乗機。全身真っ赤というわけではないが普通のリック・ドムのパープルの部分が赤にカラーリングされている。これがなかなかカッコイイ。また、ジャイアント・バズではなくビーム・バズーカを装備しているのが最大の特徴。
ゲーム「機動戦士ガンダム ギレンの野望」において初めて映像化され、その後のガンダムゲームでは一種定番となりつつある。

ジャイアント・バズ(じゃいあんと・ばず 成句)
登場作品 FG 08 0080 ZZ


ドムの主兵装として採用された実体弾無反動砲。口径は360mmあり、直撃した際の破壊力はすさまじい。一年戦争後でも一部の機体によって運用されたほど火力と運用性に優れていた。

シャイニングガンダム(しゃいにんぐがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオ・ジャパン開発のMF。格闘能力に特化した機体は、射撃兵装としては頭部にバルカンを装備するのみ。搭乗者はドモン・カッシュ。ただし一度だけレインが乗ったこともある。
最大の特徴は搭乗者の感情をエネルギーとして、肉体的・精神的にも搭乗者と完全にシンクロし、真の意味での「人機一体」を成し遂げることが出来る。必殺技は「シャイニングフィンガー」。指の関節から高エネルギーの液体金属を出しながら相手の頭部を握りつぶす。
また、搭乗者の気の高まりに応じて、バトルモードそしてスーパーモードへと進化する。ギアナ高地での戦いで完全燃焼し、ゴッドガンダムに主役機の座を譲ることになる。

シャッフルクラブ(しゃっふるくらぶ MS名)
登場作品 G


シャッフル同盟の一員である巨漢の拳法家クラブ・エースの乗機。通常のモビルファイターの外観とは大きく異なり、トランプのクローバーの形を模している。正直ここまで来るとガンダムでもなんでもない。格闘戦を得意とするが、両肩にビーム砲が装備されており光速の正拳突きとともに打ち出される無数のビーム弾をかわすのは至難の業である。
新宿での戦いでサイ・サイシーにクラブ・エースの称号を受け渡した後、機体は石化して風化していった。

シャッフルジョーカー(しゃっふるじょーかー MS名)
登場作品 G


シャッフル同盟のリーダー、ブラック・ジョーカーの乗機。大きく左右に突き出した特徴的な頭部とは別に機体そのものは非常にシンプルなシルエットを有しており高い格闘戦性能を発揮する。シャッフル同盟の機体の中で唯一変形機構を有していない。

シャッフルスペード(しゃっふるすぺーど MS名)
登場作品 G


シャッフル同盟の一員、ナイフ使いのスペード・エースの乗機。飛行時にはスペード型に変形し戦場へ向かう。搭乗者であるスペード・エースと同様に主兵装はナイフ投げであり目にも止まらぬ速さで投げられるナイフをかわすことは困難である。
他のシャッフル同盟の機体と同様に新宿で次代を担う新生シャッフル同盟に称号を託し石化した。

シャッフルダイヤ(しゃっふるだいや MS名)
登場作品 G


シャッフル同盟の参謀役ジャック・イン・ダイヤの乗機変形時にダイヤを模する巨大な肩と腰部の装甲が最大の特徴。戦闘においては基本的に後方支援を担当するが、決して単体での戦闘能力が低いわけではない。

ジャブロー(じゃぶろー 地名)
登場作品 FG Z


地球連邦軍本部が置かれている南米大陸ジャングルにある地上における連邦軍最大の軍事基地。この施設は大半が地下に広がる天然の大空洞を利用して建設され、熱帯雨林を巧みに使ってカモフラージュされていることから基地の位置特定は難しく難攻不落の要塞を構成していた。
一年戦争時にシャア率いるマッドアングラー隊によって宇宙船ドッグの位置が特定され、その情報を基にジャブロー降下作戦を実施するが連邦軍の抵抗により作戦は失敗し、戦後まで連邦軍基地として機能していた。しかしU.C.0087にはジャブローの基地機能はほとんどが移転され、内部には少数の防衛部隊しか残されておらず、さらにはティターンズにより核爆弾が仕掛けられており、エゥーゴによるジャブロー降下作戦の最中その核の炎によってジャブローは熱帯雨林ごと消滅することになる。

シャリア・ブル(しゃりあ・ぶる 人名)
登場作品 FG


木星圏から帰還したジオン軍大尉。ニュータイプの素養を持つとされギレン・ザビに召還される。ニュータイプ部隊を編成中のキシリアの元に送られると史上初めてのニュータイプ専用MAブラウ・ブロのパイロットとなりガンダムと交戦する。有線メガ粒子砲によるオールレンジ攻撃でガンダムを苦しめるが、彼以上のニュータイプ能力に開花したアムロによって攻撃は回避され機体にビームライフルの直撃を受け戦死する。
出撃直前シャアと会見、「ニュータイプ全体の平和のために案ずるのです」と提言した。

ジャンク屋(じゃんくや 成句)
登場作品 FG 0083 ZZ CCA


宇宙空間を漂流するジャンク(スペース・デブリとも呼ばれる)の回収と転売を生業とする人々の総称。宇宙世紀に入ってから起きたいくつもの戦争によって宇宙空間にはコロニーの残骸、MS・艦艇の残骸などのデブリが撒き散らされ、宇宙船の航行に支障を生ずるほどとなっていた。このジャンクを回収し始めたのがジャンク屋の走りといわれる。回収したジャンクを回収・転売することで一攫千金を夢見るものも現れるなど宇宙世紀ならではの商売の一形態として形作られていった。ジャンク屋によっては集めた廃材をもとにオリジナルMSを作る猛者も現れた。

修正(しゅうせい 成句)
登場作品 Z・ZZ


当然ヤヴァイところにかかるモザイクなんかではないw
ガンダム作品内の軍隊(てかエゥーゴ)で生意気な態度の兵に対して(態度を)修正するというニュアンスで殴ったりすること。カミーユがウォン・リーにやられたり、カミーユがクワトロを殴り飛ばしたり…カミーユばっかりじゃん。
ZZではウォンがジュドーを修正しようとして逆に反撃を食らうというシーンもあった。

重力ブロック(じゅうりょくぶろっく 成句)
登場作品 FG 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V


ホワイトベースなどの一部の宇宙艦船に用意された人口重力を用いた居住空間。艦内に設置された円形のブロックを回転させることによって擬似重力を発生させるというものである。

ジュダック(じゅだっく 人名)
登場作品 FG


一年戦争時に地球連邦軍エルラン中将の命をうけスパイ行為を行っていた人物。ジオン軍マ・クベ大佐との連絡役を務めていた。オデッサ作戦の最中、スパイ行為を行っているところをアムロに目撃され、エルラン中将ともども拘束される。

ジュドー・アーシタ(じゅどー・あーした 人名)
登場作品 ZZ


サイド1のコロニー、シャングリラで仲間たちとジャンク屋を営んでいた少年。妹リィナと二人で暮らしている。
ヤザンにそそのかされ、グリプス戦役で傷ついた船体を修理しようと寄港したアーガマからZガンダムを強奪しようとするが、そのセンスを見抜いたブライトにパイロットとしてスカウトされる。当初は金のために自分勝手に戦っていたが、リィナがグレミーに連れ去られてからは彼女を取り戻すために、そして自分を兄のように慕ってくれていたエルピー・プルの死など多くの人々が命を落とす現状を目の当たりにして、さらにはリィナが戦闘に巻き込まれ生死不明になってしまうと、戦争とその元凶を生み出したネオ・ジオンを倒すために戦うことを決意する。
ZZガンダムの性能を十二分に引き出すパイロットセンスとあのハマーンすら驚愕させるニュータイプ能力で戦力が疲弊したエゥーゴを勝利に導く。
しかし、連邦とエゥーゴの堕落した上層部を目の当たりにした彼は木星船団へ志願、地球圏から離れる決意をするがその旅立ちの日にセイラに保護されていたリィナと再会を果たす。
コミック「機動戦士ガンダム ムーンクライシス」では共に旅立ったルーとチョイ役で出演したり、同じくコミック「機動戦士クロスボーンガンダム」の外伝ストーリーでは木星じいさんとしてZZをレストアしたMSで登場したりもしている。

ジョブ・ジョン(じょぶ・じょん 人名)
登場作品 FG


予備パイロットとしてホワイトベースに乗り込んでいた少年兵。正規乗員が失われてしまったためにガンタンクガンペリーなど様々な機体に乗り込まされ、さらには人手不足ということも相まって甲板要員やメカニックの補佐など万能屋として使われた。しかしスペシャリスト揃いの軍人の中にあって彼のようなゼネラリストが重要な役目を果たしたのは言うまでもない。
また、一年戦争後も軍に残り、S.N.R.I.(サナリィ)に所属しオールズモビル戦役のころにF90やF91の開発に携わったといわれている。

ジョンブルガンダム(じょんぶるがんだむ MS名)
登場作品 G


第9回から三連覇を果たしたネオイングランドのガンダムファイター、ジェントル・チャップマンが第13回大会において搭乗したモビルファイター。格闘戦が主流の近年のガンダムファイトにおいて射撃(それも遠距離からの狙撃)を主体とする本機は非常に珍しいコンセプトを持つ。これはチャップマン自身が射撃の名手でありかつて三連覇を果たしたブリテンガンダムも機体コンセプトをそのまま受け継いだためである。
しかし13回大会での本機はチャップマン自身が体調を崩していたことなどからかつての力を発揮することが叶わず、霧の街でルール違反である多数の囮を使っての狙撃を行わざるを得なかった。シャイニングガンダムに敗れた後大会委員長権限にて決勝大会に進んだが、既にDG細胞に冒されており、デビルガンダム四天王の一機グランドガンダムへと変貌してしまった。

ジル・ラトキエ(じる・らときえ 人名)
登場作品 FG


ベルファストに暮らしていた戦災孤児でミハル・ラトキエの弟。ミハルの言いつけを守りカイの動向を監視するなどしていた。ミハルがホワイトベースへ潜入すると妹のミリーとともに姉の帰りを待つがミハルは大西洋上の戦闘で死亡。その後のジルとミリーの消息は不明。一説によるとジルは地球連邦軍のニュータイプ研究所に引き取られ、フォウ・ムラサメなどと同じように強化人間の被験体にされたといわれている。

シロー・アマダ(しろー・あまだ 人名)
登場作品 08


地球連邦軍少尉。極東方面軍に配属された新米隊長。その地球への降下途中にジオン軍のパイロット、アイナ・サハリンと運命の出会いを果たす。
当初はジオン軍への怒りを持っていたが、それは士官学校を卒業しての初めての任地であり自らの出身地でもあったサイド2で起きたジオンによる毒ガス攻撃に居合わせたかららしい。このエピソードは「ガンダムエース」誌上で連載されていた「機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム」でも描かれている(公式ではないけどね)。
極東方面軍で配属された第08MS小隊では、一癖も二癖もある隊員たちに青臭い理想論を語る若者と思われていたようだったが、有限実行の態度が徐々に部下を惹き付けていく。
ジオン軍のアプサラス開発計画とそのテストパイロットであったアイナとの再会、そしてアプサラスUとともに不時着した山岳エリア847でアイナと乳繰り合い語り合い、「敵とでも分かり合える」との自論を展開。軍上層部からスパイ扱いを受け、さらには極秘裏に部下から監視される(本人たちは渋々であったが)。
鉱山基地でのノリスのグフ・カスタムとの死闘の後、軍を抜けることを宣言、ギニアスの駆るアプサラスVをアイナと共に討ち、火口へと消えていく。
しかし、アイナと共に生き延び、カートと名を変え(ちなみにアイナはジャンヌと名乗った)アイナの中に宿った二人の子供と共に平和に暮らしたそうな。めでたし、めでたし。


ジンバ・ラル(じんば・らる 人名)
登場作品 FG


ジオン・ダイクン派だった人物でジオン・ダイクンの独立革命に参加し、ジオンの思想実践に尽力したがジオンの死により親ジオン派は排斥され、身の危険を感じたジンバ・ラルはジオンの忘れ形見キャスバルアルテイシアを連れて公国を離れる道を選んだ。
ジオン軍大尉ランバ・ラルは彼の息子である。

スーパーロボット大戦(すーぱーろぼっとたいせん 作品名)
登場作品 その他


ファミコン時代から続くシュミレーションゲーム。ガンダムのみならずマジンガーZ、ゲッターロボなどのいわゆるスーパーロボットなどが一つの目的のために共闘するというある種のファンにはとっても燃えるゲーム。もちろんその一人が俺なのだがw
色々とシリーズ内でも分かれているが、初期シリーズ、そしてαシリーズが正伝的な作品となっている。ガンダムシリーズは常にレギュラーとして参加しており、ごく普通にガンダムνなどの定番MSからSガンダムやHi−νガンダム、クロスボーンガンダムなどのマニアックなMSまで色々と取り揃えている。
ゲームの特性上、後半になるにつれてガンダムの名を冠するMSしか使いづらくなっていくが、近年の作品ではジェガンやリック・ディアス、ジム・キャノンといった量産機ですら愛をこめて育成すればラストまで使っていけるようになってきており、一癖あるマニアたちを喜ばせている。
もちろんその一人が俺なのだがw


スカルガンダム(すかるがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオマレーシア代表のモビルファイターで搭乗するガンダムファイターはガラ・ガーラ。機体各所にデザインされたドクロの意匠が特徴的。というよりも胴体がドクロっぽいのだがまぁ頭がガンダムなら何でもありの象徴の一つである。格闘戦よりも溶解液やバルカン、頭部から発射するスカルレーザーなど中〜遠距離からの攻撃を得意とする。決勝大会でアシュラガンダムとタッグを組みゴッドノーベル両ガンダム相手に善戦するが敗退する。その後ガンダム連合に参加、デビルガンダムとの決戦にも加わった。

ズゴック(ずごっく MS名)
登場作品 FG ZZ

一年戦争時に開発された水陸両用MSの中でも随一といわれる完成度を誇る名機。
腕部はゴッグと同じくフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節構造になっており先端にはアイアン・ネイルという格闘戦用装備とメガ粒子砲が装備され、さらに頭頂部には6連装ミサイルが装備されている。
本機は水中ではもちろん、陸上でもザクU並みの運動性を発揮し、ジオン軍の主力水陸両用MSの座を手にすることになる。
しかし、ベルファスト、ジャブロー攻略戦など数少ない実戦の場しか与えられず、ジオン軍は地球から撤退することになってしまう。
また、ZZではスタンパ・ハロイコレクションとして登場、久しぶりに動く姿をテレビの前に晒した。

ストライクガンダム(すとらいくがんだむ MS名)
登場作品 SEED


地球連合軍が開発した5機のGのうちの一機で、最も凡用性に優れている機体。
最大の特徴はストライカーパックによる装備換装システムで、状況に応じてソード、ランチャー、エールの3種のストライカーパックを使い分けることであらゆる戦況に対応できる。また、他の5機のGと同様、フェイズシフト装甲により高い対弾性を誇る。
ザフトのクルーゼ隊によるG奪取事件の際、ヘリオポリスに住むキラ・ヤマトが偶然乗り込み、ジンを撃退したことからその後もキラの手で運用されることになる。その初機動の際はMSの開発に不慣れな連合製OSだったのだが、キラの手によってOSがキラ専用に書き換えられ実質彼専用のMSとなる。
しかしマーシャル諸島での戦闘でイージスの自爆に巻き込まれ機体は大破。その後、オーブにて予備パーツによって修理され、ナチュラル用にOSを書き換えムウ・ラ・フラガ少佐の乗機となる。
また、フェイズシフト装甲のエネルギー率だか何かを変更して機体色がピンクと赤がメインになった予備パーツで組み上げたカガリ専用機ストライク・ルージュという兄弟機がある。最終決戦でドミニオンのローエングリンからアークエンジェルを守り爆散する。

スパイ107号(すぱいいちまるななごう 成句)
登場作品 FG


ジオン軍のスパイとして活動していたミハル・ラトキエのコードネーム。ベルファストに暮らしていた彼女は生活のためにジオン軍のスパイとなりベルファスト基地へのホワイトベースの入港の情報をもたらすが、そのためホワイトベースへの潜入を指示され、針路を明らかにするなど任務を果たす。しかし艦内で懸命に働く子供たちの姿を見た彼女はカイ・シデンに協力して戦場に出るがミサイルの発射煙に吹き飛ばされ命を落とす。

スペースコロニー(すぺーすころにー 成句)
登場作品 FG Z ZZ CCA 0080 0083 F91 V W X ∀ SEED DES


G,K,オニール博士(実在の人物)の提唱した(本当に提唱した)人類が宇宙で暮らすための施設。
コロニー4〜50基を一つのサイドという行政単位としてまとめており、各サイドはラグランジェ・ポイントと呼ばれる地球と月の重力の中和点に建設されている。コロニーには開放型と密閉型と2種類があり、また特殊なものとしてその二つを無理矢理合わせたスウィートウォーターのようなコロニーも存在する。
また、このコロニーを質量弾として地球や月へ落とすコロニー落としという戦略も生まれた。
スペースノイドにとってはこのコロニーこそが母なる大地であり、壁一枚隔てた向こうが真空の宇宙という死と隣り合わせの環境に暮らすので、地球連邦の無思慮な宇宙政策には反感が強い。

スペースノイド(すぺーすのいど 成句)
登場作品 No Date


宇宙生まれの人々のこと。これに対して地球生まれはアースノイドという。ジオン・ダイクンは宇宙に出てこそ人間の意識が広がりニュータイプが生まれると説いた。
基本的に宇宙世紀のガンダムシリーズ(特に逆襲のシャアまで)はスペースノイドVSアースノイドの戦いと言っても過言ではない。
似たような構図としてガンダムSEEDSEED DESTINYのナチュラルとコーディネーターの対立がある。

スミス(すみす 人名)
登場作品 FG

サイド7に暮らしていた移民の老人。ペロという孫がいる。地球にいた頃は南米でコーヒー園を営んでいたらしい。次に地球に下りたときには何が何でも地球に居座って地球に骨をうずめるのだと意気込んでいた。

ズム・シティ(ずむ・してぃ 地名)
登場作品 FG


ジオン公国の首都であるサイド3・1バンチのこと。ズム・シティには人の顔を模した公王庁が設けられ、このコロニーに籍を置けるのは政府高官か高級軍人、または名家のものだけだった。

スレッガー・ロゥ(すれっがー・ろぅ 人名)
登場作品 
FG

ジャブローでホワイトベースに補充要因として配属された士官。アムロたちと異なり、正規の訓練を受けた戦闘機乗りであり、コア・ブースター(テレビ版ではGファイター)のパイロットとなった。
飄々とした性格で、よくクルー達をからかっていたが他のクルーたちにはいない大人の男を感じさせるいわゆる漢気を持つキャラであった。
ソロモン攻略戦の最中、被弾して着艦した際にミライに告白されるが、やんわりとそれを断っている。その後再出撃した彼は圧倒的な力で戦場を蹂躙して回るビグザムに対して突破口を開くべく機体ごと特攻を仕掛け戦死。「悲しいけど…これって戦争なのよね」と呟きながら散っていく姿はまさに漢!

スレンダー(すれんだー 人名)
登場作品 FG


デニム曹長、ジーン軍曹とともにサイド7への偵察を行ったシャアの部下。他の二人とは違い命令どおり帰艦しコロニー内で目撃した情報を持ち帰った。その後シャアとともに再びコロニー内部に潜入、脱出直後の戦闘でビームライフルで機体を撃ち抜かれ戦死。その威力にさしものシャアも「戦艦並みのビームを装備しているのか!?」と驚愕した。

ゼイガン(ぜいがん 人名)
登場作品 FG


ランバ・ラルの部下で偵察任務などを主とする。アムロを探してソドンの街にやってきたフラウをラルの命により追跡。ホワイトベースを発見し、「風はすぐ吹く」との暗号通信を行った。ガンダム作品中には珍しいバイク乗り。

セイラ・マス(せいら・ます 人名)
登場作品 FG・Z・ZZ


サイド7にいた医学生。しかし実は本名をアルテイシア・ソム・ダイクンジオン・ダイクンの娘であり、キャスバルシャアを実兄にもつ。
ジオン軍によるサイド7襲撃の際に潜入していた兄と再会、自身も避難民としてホワイトベースに乗り込む。
当初は通信オペレーターだったが、パイロット適正を見出されコア・ブースター(TV版ではGファイター)のパイロットとなる。転戦の中、ジャブロー、そしてテキサスコロニーで兄キャスバルと再会し、お互いの置かれた状況の変化を嘆きながら兄のザビ家への復讐を止めさせようとする。
一年戦争最後の決戦の場ア・バオア・クーで兄と四度再会するが、結局兄を思いとどまらせることが出来なかった。そしてそれが兄との最後の対面となる。
戦後は軍を抜け、地中海沿いの豪邸にて戦中に兄から送られた金塊を資金運用して過ごしていたらしい。
また、第一次ネオ・ジオン戦争ではリィナ・アーシタを救出するなど、水面下でエゥーゴ(カラバ)の支援をしていたらしい。
で、シャアの妹という重要なポジションにいるにもかかわらず、肝心要の「逆襲のシャア」では一切登場せず…
ちなみにセイラの声優をされていた井上遙さんは2003年に永眠されました…合掌。

ゼウスガンダム(ぜうすがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオギリシャ代表のモビルファイター。その実力は大会屈指で優勝候補筆頭に挙げられるほど。また、サポートマシンのモビルホース「ハーキュリー」、2輪戦車「チャリオット」による突撃は大迫力かつ強力な威力を誇る。もちろんゼウスソード、イカヅチハンマーを用いた格闘戦も得意とする。
決勝トーナメントでゴッドガンダムと対戦し敗北。その後DG細胞により復活している。
必殺技は「裁きのイカヅチ」で、あらゆるものを木っ端微塵にするといわれている。ガンダムファイターはマーキロット・クロノス。

Zガンダム(ぜーたがんだむ MS名)
登場作品 Z ZZ


エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクスが共同で行った「Zプロジェクト」によって生み出された可変MS。
ティターンズから奪取したガンダムmk-Uのムーバブルフレームとフライングアーマーのデータとカミーユの発案した基本コンセプトを元に開発が進められ、その開発過程で百式、メタスなどのMS群が生み出された。
完成した機体は地球から帰還したカミーユの元へ送られ、エゥーゴのフラッグシップ的MSとしてグリプス戦役で大活躍する。また、第一次ネオジオン戦争では主にジュドー、ルーなどのニュータイプの少年少女たちの手によって運用され、最終決戦まで戦い抜く。
変形後のMA形態(ウェイブライダー)は単体での大気圏突入、大気圏内での飛行能力を持ち、機体の上に他のMSを乗せても同様の性能を発揮できるなど、同時代のMSの中でも群を抜く高性能を持っていた。その高性能がゆえに、その基本コンセプトを踏襲した後継機が多く開発された。

セキ(せき 人名)
登場作品 FG


マチルダ隊とともにホワイトベースにやってきた地球連邦軍の技術士官。艦と搭載MSについて熟知しており、修理と整備作業を取り仕切っていたおり、同時にGファイター(劇場版ではコア・ブースター)を配備した。
アムロを「サンプル」、セイラを「モルモット」呼ばわりするなど冷徹な一面を見せ、ミライに「酷すぎるとは思いませんか」と問われた際に「ああ、思わんね」と即答するなど間違いなくサディストの素養がある。男のサディストは嫌いです。

接触通信(せっしょくつうしん 成句)
登場作品 FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V G W X


お肌の触れ合い通信」とも呼ばれるMS間の通信手段。MS同士の装甲を振動させて接触している相手とだけ会話を成立させるという超近距離通信法である。ミノフスキー粒子の影響を受けず盗聴されにくいという利点がある。

ゼナ・ザビ(ぜな・ざび 人名)
登場作品 FG


ドズル・ザビの妻で彼との間に娘ミネバをもうける。連邦軍のソロモン攻略戦の最中、ドズルに促されて要塞から脱出する。その後、マ・クベに救出されアクシズへと逃げ延びるが、そこでの潜伏生活中にミネバを残して病死する。

セント・アンジェ(せんと・あんじぇ 地名)
登場作品 FG


北米大陸の西、かつてグレート・キャニオンやラスベガスと呼ばれていた地域の近郊に位置する街。ホワイトベースを下船した難民の母子、ペルシアコーリーが目指していた場所であるが、既にジオンの空爆によりセント・アンジェは消滅してしまっていた。

選民思想(せんみんしそう 成句)
登場作品 No Date


時代を切り開くのは選ばれたある一民族だけであるという偏った思想のこと。かつてのナチスドイツなんかと同じ思想。
ガンダムの世界でいわゆる悪役のボスなんかがこれを説くことが多い。例えばギレン・ザビのスペースノイド論とかティターンズ(ジャミトフ・ハイマン)の地球至上主義、コスモバビロニアの貴族主義など。えてしてその選ばれし民族間で内紛が起きて滅亡するというパターンが多い。

ソーラ・システム(そーら・しすてむ 成句)
登場作品 FG


一年戦争時に連邦軍が開発、使用した対要塞攻略兵器。原理は単純で要は虫眼鏡で紙を焼くのと同じである。20m×10mのミラー・ユニットを400万枚用いることで巨大な凹面鏡を構築し焦点温度4000℃を超える熱線を目標物に照射する。この兵器はソロモン攻略戦において投入され、ソロモンに展開する宇宙攻撃軍艦隊を要塞ごと焼き払うことに成功した。同戦場において二度目の照射を行い一定の戦果を挙げている。

ソーラ・レイ(そーら・れい 成句)
登場作品 FG


一年戦争末期にジオン公国軍が完成させた巨大レーザー兵器。サイド3・3バンチ「マハル」をそのまま砲身としたこの兵器は連邦軍に対する抑止力として開発されたが、独断で連邦との和平交渉に向かおうとしたデギンに対し、総帥ギレンは「星一号作戦」に参加するレビル艦隊もろともソーラ・レイで焼き払った。この兵器の使用は戦争を通じてこの一回のみでありコストパフォーマンスの悪さが問題視される。しかしグリプス戦役時には連射性能と移動能力を付加した同系統の兵器「コロニー・レーザー」が開発された。

ゾック(ぞっく MS名)
登場作品 FG

ジオン軍の開発した水陸両用MSの一つ。水中での円滑な運用を重視するという名目で前後対称という特異な形状を有する。
最大の特徴は大出力のジェネレーターと水冷式冷却器の併用によって9基のメガ粒子砲が運用可能なことである。しかしその最大の特徴が陸上での運動性を極端に悪化させ、「局地戦用移動メガ粒子砲座」と陰口を叩かれる始末であった。

ソル(そる 人名)
登場作品 FG


辺境パトロール隊の通信兵であった軍曹。通信兵ではあったが工作部隊としてクワラン曹長の立案した爆弾設置作戦に参加した。クワラン、ギャルの陽動もあって見事に設置には成功するが、アムロの決死の除去作業の前に作戦自体は失敗してしまう。もし爆弾が時限式でなく無線起動式のものであったならガンダムを破壊したジオン兵として歴史に名を残せたのかもしれない。

ソロモン(そろもん 地名)
登場作品 FG


一年戦争時のジオン公国軍宇宙要塞のひとつ。資源採掘用小惑星を基にしてサイド1宙域に建造された。ア・バオア・クー、グラナダを結ぶ公国軍最終防衛ラインを形成し、ドズル・ザビ率いる宇宙攻撃軍の司令部となった。
U.C.0079.12.24地球連邦軍の攻撃目標となり、連邦軍の新兵器「ソーラ・システム」と圧倒的な物量の前に陥落。ドズル中将も戦死した。その後、連邦軍の拠点のひとつとしてその名を「コンペイトウ」と改められサイド3への足がかりとして用いられた。