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アークエンジェル(あーくえんじぇる 戦艦)
登場作品 SEED DES


ガンダムSEEDで初登場した戦艦。
戦艦なのに飛んでくるミサイルやビームを寸前で避けまくるという離れ業を披露。周りのMSとかは避けきれてないのに…
さらには重力下でバレルロールはするわ海中にもぐるわ、何でもアリの高性能w戦艦。
続編SEED DESTINYでも登場。前作から2年後の世界で2年間誰にも見つからずに隠し通されてきた。どこに隠せば隠し通せるんだよ。
艦長は魔乳マリュー・ラミアス。


アースノイド(あーすのいど 用語)
登場作品 FG Z ZZ CCA 08 0080 0083 F91 V


宇宙に住む「スペースノイド」に対して地球に住む人を指す言葉。
地球に住む人々はエリート、などという考えが広まったことからアースノイドvsスペースノイドという対立の図式が出来上がってしまう。そして宇宙世紀の戦乱のほぼすべたがこの図式の延長線上である。宇宙世紀において生まれた新たな差別の図式として非常に深刻な問題となっている。
そのため、作品中ではたびたびアースノイドを滅ぼさんとする作戦があらゆる組織(スペースノイド側の)によって立案・実行(完遂されたことは一度もない)されている。


アイナ・サハリン(あいな・さはりん 人名)
登場作品 08


ジオン公国の名家サハリン家の令嬢。
没落したサハリン家を再興するために兄ギニアスのもと、地球でMAアプサラス開発計画にテストパイロットとして参加。彼女は軍人ではなく民間人として軍に協力する軍属である。
地球降下前に出会った連邦軍士官シロー・アマダと戦場で再会し、敵味方に分かれた数奇な運命を歩むことになる。しかし、08小隊によるアプサラスU捕獲作戦でシローとともに雪山に不時着。そこでお互いの想いを確認することになる。
しかし開発計画の中止など次第に狂気にとらわれはじめたギニアスに付き従い、アプサラスVで脱出兵を載せたケルゲレンを逃がす時間を稼ぐため出撃。しかし、兄の狂気と連邦軍の裏切りによりケルゲレンが撃墜され、さらにギニアスに投降を勧めるが逆に銃撃を受ける。
奇跡的にシローに救出されると、ギニアスと決別し、兄の狂気を止めるためにシローとともにギニアスの乗るアプサラスVを撃つ。
戦闘後、シローとともに行方不明になるが、実はジャンヌと名を変えシローとともに静かに暮らしていた。そのお腹には彼との子供が…
呑んだくれ的ガンダム女キャラ好きランキング堂々の(?)第一位。

Iフィールド(あいふぃーるど 用語)
登場作品 
FG 0083 Z ZZ CCA V

ミノフスキー粒子をコントロールする技術の一つで、あらかじめ電荷を与えたミノフスキー粒子を散布しビームを屈折させる空間を形成。その空間に飛び込んだビームを収束、拡散させる効果がある。簡単に言うとビームに対するバリヤー。主に大型MAに搭載され機体の大きさ故の回避性能の低さをこれで補うといった使い方がなされた。しかし少数ながらMSに搭載された例もある。MSで搭載したのはSガンダム(Ex-s装備)、V2ガンダム(アサルト装備)などがある。νガンダムのフィン・ファンネルバリヤーもIフィールドとみなす場合がある。

アイランド・イフィッシュ(あいらんど・いふぃっしゅ 用語)
登場作品 
FG

一週間戦争で地球に落着したコロニー。元々サイド2・8バンチのコロニーだったが、一年戦争開戦直後の毒ガス攻撃で住民が全滅、ジオン軍による「ブリティッシュ作戦」によって地球へと落下した。南米ジャブローへの落着コースをとっていたが本体の劣化が激しく落下途中に崩壊。コロニー前部はオーストラリア大陸に落着し、巨大なクレーターを空けている。また、他の部分も各地へ甚大な被害をもたらしている。
外伝的コミック「機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム」ではこのコロニーを巡るジオン軍と連邦軍の攻防を描いている。

アウドムラ(あうどむら 戦艦)
登場作品 Z ZZ


カラバがジャブローで地球連邦軍から奪取したガルダ級輸送機。ハヤト・コバヤシが機長となり、カラバの移動拠点として常に最前線で戦った。一時期エゥーゴクワトロ・バジーナカミーユ・ビダンといったエースパイロットに加え一年戦争の英雄アムロ・レイを擁しかなりの戦力を有しており、ティターンズのニューギニア基地やキリマンジャロ基地の攻略に成功している。
グリプス戦役終結後も引き続きネオ・ジオンとの戦いを継続していたが、ダブリンでのコロニー落としからの避難民救出作戦の際撃墜される。
同型機にティターンズに使用されたスードリ、メロゥドなどがある。

青い巨星(あおいきょせい 成句)
登場作品 
FG

ランバ・ラルの異名。彼の乗るMSが青く塗装されていたことからこの名がついたと言われる。ちなみにグフは彼の乗った機体があまりにも有名になったためほかの機体も青く塗られたと言われている。

赤い彗星(あかいすいせい 成句)
登場作品 FG Z CCA


シャア・アズナブルの通り名。ルウム戦役で赤いザクに乗って連邦軍の戦艦を5隻沈めたことから連邦、そしてジオン両軍からもこう呼ばれることになった。
その名は一年戦争後も語られていたらしく、でジェリドが「赤い彗星だとでも言うのか!?」と困惑していた。
通り名で他に有名なのはランバ・ラルの「蒼い巨星」、アムロの「白い流星」(連邦側から)「白い悪魔」(ジオン側から)など。MSVでもジョニー・ライデンの「赤い稲妻」などがある。ちなみに「青いイナズマ」はSMAPの曲。ゲッチュゥ!


アカハナ(あかはな 人名)
登場作品 FG


マッドアングラー隊に所属する工作員でアカハナというのは風貌に由来するニックネームで本名はハンというらしい。
シャアと他5名の工作員たちとともにジャブローへ潜入、連邦の量産型MSジムの工廠を爆破しようと試みる。しかし作戦自体は偶然現れたホワイトベースの子供たちに未然に防がれ、脱出しようとしたところをガンダムに討たれ戦死する。主な搭乗機はアッガイ

アクシズ(あくしず 地名)
登場作品 0083 Z ZZ CCA


@アステロイド・ベルトに位置していた小惑星基地で、核パルスエンジンによる自力航行能力を持つ。
一年戦争後、ア・バオア・クーなどから脱出した公国軍残党が結集し、再起のときを伺いながら潜伏していた。アクシズの施設内で独自の艦艇・MSMAなどを開発できるほどの公国軍残党の最大拠点で、U.C.0083のデラーズ紛争時にはユーリ・ハスラー少将を提督とするアクシズ先遣艦隊を派遣し、デラーズ・フリートへの支援活動を行い、その4年後のU.C.0087のグリプス戦役時に地球圏へと帰還。エゥーゴティターンズに次ぐ第三勢力として事態を混乱させた。
U.C.0093の第二次ネオ・ジオン抗争では地球連邦軍からネオ・ジオン軍に売り渡され、地球寒冷化作戦の要として使用されるが、ロンド・ベル隊を中心とした阻止活動のかいあってアクシズは分断され、地球から離れていく。その後、アクシズがどうなったのかの記述はない。
Aアクシズを拠点として活動した公国軍残党のこと。グリプス戦役時のハマーンたちは自分たちの組織名を明確に名乗っていないので便宜上そう呼ぶ。当初はハマーンの父マハラジャ・カーンが指導者的立場にあった。政治形態としてのアクシズはドズル・ザビの遺児ミネバ・ザビを頂点として摂政ハマーン・カーンが実権を握っており、彼女が軍のトップでもあるため政軍一体の組織である。
U.C.0088.08のネオ・ジオン宣言により組織としてのアクシズという名称はネオ・ジオンとなった。

アコース(あこーす 人名)
登場作品 FG


ランバ・ラルの部下のMSパイロット。タリム盆地での戦闘の際セイラの乗るガンダムを捕獲しようとしたコズンを援護するが、弾切れをおこしたところを救援に駆けつけたアムロガンキャノンに撃墜される。

アサクラ(あさくら 人名)
登場作品 FG


ジオン軍の技術大佐。ギレンの命のもとマハル・コロニーを改造したコロニーレーザー、ソーラ・レイを開発した責任者。発射の際も彼が直接指揮を取った。また、一週間戦争においてGGガスを用いた作戦にも関わったとされる。ア・バオア・クー戦の後、カラマ・ポイントから脱出、アクシズへと逃げ延びたと言われているが真偽の程は不明。しかし戦後彼がGGガスの使用の責任をキシリア少将とその部下(シーマ・ガラハウらの部隊とされる)に押し付け罪に問われることが無かったのは事実である。

アシュラガンダム(あしゅらがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオシンガポール代表のモビルファイター。ガンダムファイターはラセツ・ダガッツ。仏教に出てくる阿修羅像をモチーフにしている。その名の通り6本の腕を持っており、肩のパーツと脚部を合体させサポートメカを作ることも可能。必殺技は「超絶紅蓮」。決勝大会でスカルガンダムとタッグを組み、ゴッドガンダム、ノーベルガンダムと戦うが敗れ去っている。

アスラン・ザラ(あすらん・ざら 人名)
登場作品 SEED DES


ザフト最高評議会のパトリック・ザラ(後に議長)を父に持つザフト軍の軍人。母親は「血のバレンタイン」事件で失っている。16歳ながらエリートの称号でもある赤服を纏うことを許されており、地球連合軍から強奪したイージスガンダムのパイロットを務める。
キラとは月の幼年学校時代の親友であったが、ヘリオポリスでのG強奪事件の際にたまたまその場に居合わせたキラと再会してしまう。その後、アスランたちが唯一奪えなかったストライクガンダムのパイロットとなったキラと戦場であいまみえるが、そのたびにキラを自分たちの下へ来るように説得する。しかし、キラに対し、敵であるという認識がもてないまま戦い続けたことによりニコルの死を招いてしまう。そのことから激しい衝動に駆られイージスでストライクを捕縛、そのまま自爆させニコルの仇を討つことに成功するが、そのことがアスランの心に空白を生むことになる。
その後ネビュラ勲章を授与され、新たな機体ジャスティスガンダムを受領した彼は戦うことへの疑念を抱き、生きていたキラと再会。戦争の根幹であるものとの戦いを決意する。しかしそれは同時に父との決別でもあった。またこの頃からオーブの姫であるカガリと親密な関係になっていく。
ヤキン・ドゥーエ攻防戦ではカガリとともに父を説得しようとジェネシス内部に乗り込むが、そこで見たものは狂気にとらわれ射殺された父の姿であり、最後まで和解することが出来なかった。その後ジェネシスの発射を止めるために内部でジャスティスを自爆させ見事発射を阻止する。
戦後はザフトには戻らず、オーブでアレックス・ディノと名乗りカガリの付き人的な役職をこなしていたが、連合によるガンダム強奪事件に巻き込まれ、偶然乗り合わせることとなったミネルバで、ブレイク・ザ・ワールド事件を目の当たりにしザフトへの復隊を決意。特務舞台フェイスに任命されミネルバに配属され、MS部隊隊長としてシンやルナマリア、レイらの上官となる。
しかし、キラたちが独立部隊としてザフトのやり方(連合にもだが)に抵抗を示したこと、ラクスの偽者ミーアを擁立する、不必要となったものは全て切り捨てていくなどのデュランダル議長のやり方に疑問を抱き再びザフトからの離脱を決意。キラたちと合流、新たなる機体インフィニットジャスティスガンダムを駆り、メサイア攻防戦でシンと対峙、これを退け戦乱終結に大きく貢献する。

アッガイ(あっがい MS名)
登場作品 FG 08 ZZ


ジオン公国軍の水陸両用MS。性能自体はズゴックやゴッグに劣るが、コストの安さとステルス性の高さから、少数ながらも量産された。
両腕のフレキシブルアームはオプションパーツと換装が可能であり、作戦に応じてクロータイプやバルカンタイプ、メガ粒子砲タイプと切り替えが可能である。
近年ではそのずんぐりむっくりのスタイルが「萌え」らしく、ひそかにアッガイタンなどと呼ばれて人気が出ている。調子に乗るなwww

アッザム(あっざむ MA名)
登場作品 FG


MAという概念が搭乗する前に開発された大型移動砲座。コクピットは復座式でミノフスキー・クラフトによる飛行が可能となっている。
8基16門ものメガ粒子砲とアッザム・リーダーという電磁兵器を装備している。

アナベル・ガトー(あなべる・がとー 人名)
登場作品 0083


ジオン再興を狙う「デラーズ・フリート」一のエースパイロット。
「ソロモンの悪夢」の異名を持ち、その技量は一年戦争後の地球連邦軍のパイロット養成学校のテキストにも名前が載るほど。
一年戦争終盤ア・バオア・クーでの戦闘中、エギーユ・デラーズによってその身を保護され、月に身を潜め再起のときを待った。
そしてU.C.0083、ガンダム試作2号機強奪事件で再び表舞台に姿を現すと、コンペイトウ(旧ソロモン)で行われた観艦式を核の光に包んだ。そのとき叫んだセリフは燃える。
「ソロモンよ!私は還ってきたぁぁぁ!!」 うおぉぉぉ!燃えるぅぅぅぅ!!
戦士として、漢としてコウを圧倒し、最後は一人でも多くのデラーズ・フリートの士官を逃がすため、連邦軍艦隊へ特攻し戦死。
シリーズ中屈指の漢の中の漢。しかし設定年齢を見て絶句。25歳なのかよ…

ア・バオア・クー(あ・ばおあ・くー 地名)
登場作品 FG・Z


ジオン公国軍の宇宙要塞。円盤状と錘状の二つの小惑星を結合した特異な形状をしている。
その中には大規模な兵器工廠を擁し、一年戦争末期にはゲルググの量産、ジオングの開発などが行われた。
一年戦争における最後にして最大の戦場で、地球連邦軍、ジオン公国軍ともに大きな被害を出した。ジオン軍最強の宇宙空母ドロス、ドロワ、地球連邦軍のニュータイプ部隊として名高いホワイトベースもこの戦いで撃沈している。また、ギレン・ザビキシリア・ザビというザビ家のトップ2もこの戦いで戦死。この戦いの後、地球連邦政府と公国から政権を奪ったジオン共和国との間で休戦協定が結ばれることになる。
グリプス戦役ティターンズによって接収され、「ゼダンの門」と改名され再び宇宙要塞として使用されるが、小惑星アクシズの衝突を受けて円盤と錘の部分が分離、要塞としての機能を停止している。

アポジ・モーター(あぽじ・もーたー 用語)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA  F91 V G W X ∀ SEED DES

宇宙空間でのMSの姿勢制御に用いられる小型バーニア機体各所に配置され、AMBACシステムと併用することにより高い機動性を発揮することが出来る。THE・Oやサザビーなどは大型の機体でもアポジ・モーターの数が多いので高い機動性を有している。

アムロ・レイ(あむろ・れい 人名)
登場作品 FG Z CCA


初代ガンダムの主人公。
当初は単なる戦争に巻き込まれたオタ少年だったが、数々の戦い、出会いを通じて成長。
戦いの中でジオン軍ニュータイプララァ・スンと共感するも自らの手で彼女を殺してしまい、以後、それを引きずったまま生きていくことになる。また、このことがきっかけでシャア・アズナブルとは浅はかならぬ関係となる。
一年戦争終了後は連邦軍によって軟禁生活を強いられ、鬱屈した日々を過ごすことになるがフラウ、カツらの叱咤激励によってカラバに参加。見事戦士として復活を果たす。
グリプス戦役終了後、再び宇宙に上がり、宿命のライバルシャアとの決着をつけるため自身が設計したνガンダムを駆ることになる。地球寒冷化作戦の最中、行方不明に。
一年戦争時には幼馴染フラウに好かれ、年上のマチルダ中尉に憧れ、ララァと共感し、戦友のセイラといい関係に(小説版)。グリプス戦役時にはベルトーチカという恋人ができ、さらに「逆襲のシャア」ではチェーンという恋人がいた(最初見たときベルトーチカはどうした!?と思った)。
ちなみに彼の乗ったMSで一番好きなのはディジェ(Z)。


アラクノガンダム(あらくのがんだむ MS名)
登場作品 


ネオキューバ所属のモビルファイター。ガンダムファイターはフランク・ガストロ。腕に装備した大斧と背中に隠した6本のタランチュラクローで相手を破壊する。
しかしガンダムローズとのガンダムファイト直前、乱入してきたシャイニングガンダムによりあえなく秒殺されてしまい敗退する。

アルテイシア・ソム・ダイクン(あるていしあ・そむ・だいくん 人名)
登場作品 FG


ホワイト・ベースのクルー、セイラ・マスの本名。父ジオン・ダイクン死後にジンバ・ラルとともに地球へと降下し、マス家に匿われる。シャアと違い彼女は最後までこの本名を名乗ることは無かった。

アルファ・ガイン(あるふぁ・がいん 用語)
登場作品 
FG

一年戦争連邦軍が用いた暗号コードの一つ。同様のコードとしてβ2(ベータツー)が存在する。無限乱数を利用した暗号で、受信すると解読された文章がカードに記録されてプリントアウトされるようになっている。

アレックス(あれっくす MS名)
登場作品 0080

ニュータイプ能力が肥大化していくアムロ・レイ少尉のために、専用機として開発されたニュータイプ専用MS。とはいっても反応速度の向上などが図られているだけで、サイコミュなどを搭載していたわけではない。当時の連邦軍にはそのノウハウが無かったためである。
北極基地からサイド6のリボーコロニーに運び込まれ、そこでテストパイロットであるクリスチーナ・マッケンジー中尉の手によって最終テストが行われていた。サイクロプス隊の破壊工作により思わぬ形で初陣を果たすが、ミーシャの駆るジオン軍の最新鋭MSケンプファーを歯牙にもかけず撃破する。
その後、クリスマス作戦においてバーニィのザクUFZ型と互角の戦いの末、機体は大破し結局アムロ専用機でありながら彼の元に届けられることは無かった。
チョバムアーマーという増加装甲を装備しており、その設計は後のジム・キャノンUなどに活かされている。

暗礁空域(あんしょうくういき 用語)
登場作品 
FG 0083 Z ZZ V

宇宙空間に漂うゴミ(スペースデブリ)が多数集まった場所の総称。暗礁宙域ともいう。隕石や小惑星といった自然物の他に破棄された人工衛星やコロニーなどの建造物の残骸、戦闘で破壊された艦艇やMSの部品といった人工物があり、それらが重力等の影響で一定空間に集まることで形成される。
その空域を航行するのは危険であり、また無数のデブリによってレーダーが撹乱されることもあって艦艇や基地の潜伏場所として利用されることも多い。
デラーズ・フリートが「茨の園」というプラントを作ってしていたのもサイド5宙域のとある暗礁空域の中である。

AMBAC(あんばっく 成句)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V G X ∀ SEED DES

バーニアやスラスター、アポジ・モーターだけでなくMSの四肢を用いて行う姿勢制御動作のこと。これによりMSが人型である理屈が完成した。

Eフィールド(いーふぃーるど 用語)
登場作品 
FG IGL

一年戦争当時のア・バオア・クーの防空管制エリア。ア・バオア・クーを上から見下ろしたときに周囲を四つのエリアに区分したもので、それぞれS,N,W,Eの名で呼ばれている。Eフィールドは月の裏側を臨む方向であり、ア・バオア・クーから脱出した残存艦隊が使ったルートである。第603試験隊がカスペン戦闘大隊に編入され、残存艦隊の脱出ルートを確保するために激戦を繰り広げた一年戦争の真の最終激戦宙域でもある。

イセリナ・エッシェンバッハ(いせりな・えっしぇんばっは 人名)
登場作品 
FG

一年戦争で壊滅的な被害を受けた北米大陸のニューヤーク市の前市長エッシェンバッハ氏の一人娘。ガルマ・ザビとは恋仲であったが、両家ともに歓迎される恋ではなかった。
シアトルの戦闘でガルマが戦死すると、残存部隊を率いるダロタに同行しホワイトベースを襲撃するが撃退されてしまい仇を討てぬまま命を散らせてしまう。
一年戦争(いちねんせんそう 成句)
登場作品 FG 08 0080 

U.C.0079.01.03、ジオン公国の宣戦布告により発生した宇宙世紀史上初の大規模な戦争。特に最初の一週間を一週間戦争と呼び、この僅か一週間の間に人類の総人口の約半数を死に至らしめる結果となってしまった。約一年もの間続いたことから一年戦争と呼ばれることになる。
この戦争によりスペースノイドアースノイドの対立が決定的となり、戦後も数々のテロや戦乱の種を残すこととなった。
また、この戦争で始めて使用されたモビルスーツという兵器がこれまでの戦争の概念を大きく変え(正確には太古の昔に戻ったと言える)、主力兵器として急速に発展を遂げていくことになる。
前半はジオン公国軍優勢だったが、戦争が長期化の様相を呈すると連邦軍がジオンに対抗してMSを開発。そこから数ヶ月で劣勢をはね返し、宇宙要塞ア・バオア・クー戦での勝利をきっかけにU.C.0080.01.01、連邦とジオンの間に終戦協定が結ばれ、戦争は終結する。

一週間戦争(いっしゅうかんせんそう 成句)
登場作品 
FG IGL

U.C.0079.01.03の一年戦争開始から最初の一週間に発生した戦闘の総称。ジオン軍は宣戦布告の3秒後にサイド1、2、4を攻撃、核や毒ガスによって各サイドは壊滅。連邦軍にも甚大な被害を与えた。さらにはサイド2・8バンチのアイランド・イフィッシュを質量弾として地球に投下。ジャブローを狙ったものであったが連邦軍の抵抗によりオーストラリアに落着。このコロニー落としで短期決着を望んでいたジオン軍だったが、続くルウム戦役でコロニー落とし自体を阻止され戦闘は長期化の様相を呈した。
ちなみに俺はこの単語を聞くと映画「ぼくらの七日間戦争」(宮沢りえ主演)のテーマソング「SEVEN DAYS WAR」(TMネットワーク)を口ずさんでしまうのだがどうしたものか。

井上大輔(いのうえだいすけ 人名)
登場作品 No date

歌手。ファーストガンダム映画版の主題歌を担当していた。「哀戦士」「風にひとりで」「めぐりあい」「ビギニング」など。
なかでも「哀戦士」「ビギニング」は至上の名曲。何度聴いても泣ける。おそらく歴代ガンダムシリーズの主題歌の中でも一位二位を争う名曲ではなかろうかと思う。
残念ながら2000年5月、病気を苦に自ら命を絶つ(;つД`)

隕石基地(いんせききち 用語)
登場作品 
FG Z ZZ CCA

コロニー建材として使用した小惑星を宇宙基地に転用したもの。ルナツー、ソロモン、アクシズなどが有名。
本来は宇宙空間の一定空域に固定されているのだが、核パルス・エンジンを利用すれば移動することも可能。アクシズはしょっちゅう質量弾として利用されていた。

インパルスガンダム(いんぱるすがんだむ MS名)
登場作品 DES


ザフトがC.E.71の戦乱後開発したセカンドステージシリーズのMS。パイロットはシン・アスカ(シンがディスティニーへ乗り換えた後はルナマリア・ホークが搭乗している)。
ユニウス条約によって「MS保有機数の制限」が設けられたため複数領域に投入可能な高い汎用性を持たせ、「ニュートロンジャマーキャンセラーの軍事利用の禁止」に関しては、母艦からの無線送電システム、デュートリオンビームを新たに開発しこれに対処した。
コアスプレンダー(コクピットなど中枢機構)、チェストフライヤー(上半身)、レッグフライヤー(下半身)の3つのパーツの可変分離機構を採用。それに加えてシルエットシステムという3種の武装ユニットとの換装システムを採り入れる(かつて地球連合のストライクガンダムのパクリと同様)。高機動戦闘用の「フォース」、近接格闘用の「ソード」、砲撃戦用の「ブラスト」を状況に応じて使い分け(時には戦闘中の換装も行った)、様々な戦局に対処することが出来た。
キラフリーダムガンダムを撃墜した(シンの技量あってこそだが)唯一のMS。

ウイングガンダム(ういんぐがんだむ MS名)
登場作品 W


オペレーション・メテオのために開発された五機のガンダムのうちの一機。ドクターJの手によってパイロットのヒイロとともに地球へ送り込まれた。
可変機能を搭載し、バード形態と呼ばれる飛行機型に変形後は単独での大気圏突入・飛行が可能となっている。五機のガンダムの雛形となったウイングガンダムゼロに最も近いコンセプトを有する。
主兵装はバスターライフルという大型のビームライフルで、3発しか装弾数はないが戦艦の主砲並みの威力を持ち、多数の敵を相手にしてもなんら引けをとることはなかった。

ウイングガンダムゼロ(ういんぐがんだむぜろ MS名)
登場作品 W


トールギスのデータを元に、更なる高性能MSを目指してドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老師Oの五人が開発したMS。オペレーション・メテオに使用された五機のガンダムのアーキタイプでもある。ネオバード形態という飛行機方に変形できる。
コロニーすら一撃で破壊するツインバスターライフルを装備、コクピットにはパイロットの格闘機能を最大限まで引き出す「ゼロ・システム」が搭載されていた。このシステムによって機体性能を十二分に発揮できると思われていたが、パイロットを強制的に勝利へと導くために精神的。肉体的負担が非常に大きく暴走の危険性をはらんだものとなり、時にはパイロットの命すら奪うことになった。カトルやデュオらガンダムパイロットたちですらその力をもてあましていたが、ヒイロはシステムを克服し、手足のように使いこなして見せた。
機体を十二分に扱えるパイロットと出会えた本機は、鬼神の如き戦果を残し、コロニーと地球間に起きた戦乱を終結に導く大きな力となった。

ウイングガンダムゼロ EW版(ういんぐがんだむぜろえんどれすわるつばん MS名)
登場作品 W


「W」のOVA化に伴いデザイナーカトキハジメの手によってリファインされたウイングガンダムゼロ。ウイングガンダムゼロカスタムと呼ばれることが多かったが、近年ではEW版と表記するようだ。最大の変更点はその背中に純白の翼が
生えたところ。もちろん翼は有機体などではなくウイング・バインダーという装備で、飛行時は機体制御用の補助翼として、ツインバスターライフル使用時はその反動を食い止める衝撃緩衝材として使用されるなど複数の役割を兼ねる特殊装備であった。さらに大気圏突入時には、前方のウイングを展開して機体を覆い、高熱など外部の衝撃から機体を守る防御シールドとしても運用できる。
地球圏統一国家設立後に起きた幾多の事件が解決したのち、太陽に向けて破棄されていたが「マリーメイアの反乱」が勃発した際に、カトルによって回収され、再び地球圏へ帰還。五飛のアルトロンガンダムと一騎打ちを行い、大統領府への攻撃など、多大な戦果を挙げた。そして全てが終わった後、再び機体はヒイロの手によって破棄されることとなった。

宇宙移民(うちゅういみん 成句)
登場作品 
FG

月面都市やコロニーといった地球外居住地へ移民した人々の総称。
増えすぎた人口による地球環境の汚染など疲弊した地球を救うべく地球連邦政府が発表した移民政策により、半ば強制的に全人口の90%がコロニーなど宇宙を生活の場とするに至った。移民開始年を宇宙世紀元年とし誰もが新たな時代の到来に胸を躍らせた。
しかし連邦政府の突如の政策変更により地球は連邦政府高官や一部の富裕層のみが住める土地となってしまった。また、宇宙移民と地球居住者の意見の格差、対立が表面化するようになるが、連邦政府は高圧的な態度でスペースノイドを鎮圧。あくまで連邦政府主体の政治体制を続け、コロニー社会の自治を認めようとはしなかった。このことがアースノイドとスペースノイドの対立軸を生み、後の戦乱の火種となっていく。

宇宙世紀(うちゅうせいき 用語)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

西暦に代わる新しい年号。人類が宇宙移民を開始した年をもって宇宙世紀に移行した。U.C.と略される。

宇宙戦用MS(うちゅうせんようもびるすーつ 用語)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

宇宙空間での使用を前提に開発されたモビルスーツ。重力の影響を受けないので陸戦仕様のものよりも大型のものが多い。陸戦用との主な相違点として移動用スラスターや姿勢制御用アポジ・モーターの増設、冷却システム増設、宇宙船遮断を含むパイロットの生命維持システムの搭載、そして機体制御OSの書き換えなどが挙げられる。
宇宙戦用MSを地上で使うことは多少の改修ですむが、陸戦用MSを宇宙で使用するのは大幅な仕様変更が必要…のはずである。そういったリアリティを追求した「0083」では陸戦用のGP-01ガンダム試作一号機が改修無しで宇宙戦に臨むが、タコ殴りにされて帰還するという醜態を見せている。

宇宙葬(うちゅうそう 用語)
登場作品 
FG

宇宙で死亡した人(事故・戦闘を含む)を弔う儀式で、カプセルに収められた遺体は宇宙空間に流される。旧世紀の海軍の行っていた水葬がもとになったものと思われる。ホワイトベースの初代艦長パオロ・カシアスがこの方式で弔われている。
ところで遺族に無断でそういう事していいんですか???

宇宙引越公社(うちゅうひっこしこうしゃ 用語)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

宇宙世紀におけるNGO(非政府組織)のひとつ。
事業内容は地球から宇宙へ移民する人々の移動手段提供や財産管理。専用シャトルやマス・ドライバーなどの発着場を有しており、人類の宝と考えられ中立の立場をとってはいるが、攻撃・占拠の目標にされることも少なくない。

ウッソ・エヴィン(うっそ・えヴぃん 人名)
登場作品 V


ヨーロッパのポイント・カサレリアに住んでいた不法居住者の少年。13歳という年齢は歴代ガンダムパイロットの中でも最年少。不法居住してまでカサレリアに住んでいたのはカサレリアで母親の帰りを待つ幼馴染シャクティを守るため、そして自分の両親の帰りを待つためでもあった。
べスパのイエロージャケットとリガ・ミリティアの小競り合いに偶然かかわりを持ってしまったことから戦闘への参加、そしてVガンダムへの搭乗を余儀なくされる。初めて乗ったMSをいとも簡単に、また独創的な戦い方をすることからリガ・ミリティアの老人たちからは「スペシャル」と一目置かれるようになり、彼を戦いから離れられなくさせられていく。
戦いながら両親を探す旅を続けるが、両親ともリガ・ミリティアの主要メンバーであることが発覚。母ミューラは月でV2ガンダムの開発に関わっており、父ハンゲルグに至ってはリガ・ミリティアのリーダー、真なるジン・ジャハナムその人であった。戦いの中再会した母とは激しい戦いの中死に別れ、父とは結局最後まで馴染めないまま座乗艦ジャンヌ・ダルク撃沈により行方不明となりこれまたともに暮らすことは叶わなかった。
全ての戦いが終わった後、仲間たちとともにカサレリアに帰り、平和に暮らしたという。
やたらと年上の女性に可愛がられるうらやましいことが多く、マーベットやシュラク隊だけでなくべスパのルペ・シノ、ファラ・グリフォンなどがウッソに固執していた。しかし一番ウッソに固執していたカテジナには騙され裏切られ刺されるというめちゃくちゃな目にあっている。
ちなみにエンジェル・ハイロゥ宙域戦では試験稼動中のサイコ・ウェーブにより過去の思い出を戦闘中に思い出して戦闘意欲を失うが、その中で水浴びをするシャクティを覗き見してるんだぜ、こいつ。このドスケベ!!

ウッディ・マルデン(うっでぃ・まるでん 人名)
登場作品 FG


連邦軍のジャブロー基地所属の技術大尉。寄港したホワイトベースの補修、気密処理作業の指揮を担当した。以前にホワイトベースに補給を行ったマチルダ・アジャン中尉とは婚約者という間柄でもあり、彼女が命を賭して守ったホワイトベースという艦を彼もまた命を賭して守ることを誓っていた。
その誓いがジャブローへ進入してきたシャア専用ズゴックガンダムとの戦いにファンファンで介入するが撃墜され戦死する要因となる。
マチルダの死を自分のせいだというアムロを「自惚れるんじゃない!」と一喝する姿は非常に大人らしくてかっこいいです。ファーストガンダムにはこういうかっこいい大人が多くていいですね。全く。

ウラガン(うらがん 人名)
登場作品 FG


マ・クベの副官を務める中尉。マ・クベの命令を忠実に実行するイエスマンで彼の軍人としての能力は不明である。マ・クベ戦死後、ホワイトベースとの艦隊戦を行い、そこで乗艦もろとも撃沈され戦死している。

衛星ミサイル(えいせいみさいる 成句)
登場作品 
FG

一定以上の大きさの岩塊にロケット・エンジンを取り付け標的にぶつける質量弾の一種。命中したときの破壊力は抜群で、岩塊ゆえに弾幕にさらされても用意には破壊されないという特徴がある。しかしながら動く目標に対しては命中させることがほぼ不可能で要塞や駐留艦隊などの固定目標に対して用いられることが多かった。
ソロモン攻略戦の際、連邦軍のソーラ・システム迎撃用に使用されたのが確認されている。

エゥーゴ(えぅーご 組織名)
登場作品 Z・ZZ


ティターンズの専横に対抗して結成された反地球連邦組織。
メンバーは地球連邦宇宙軍の将兵、義勇兵、旧ジオン公国軍人で構成され、資金援助という形でアナハイム・エレクトロニクス社などの企業からの出資を得ていた。その活動方針はスポンサーであるアナハイム社などの意向が色濃くでていた。
実戦部隊の指導者としてブレックス・フォーラ准将が知られ、旗艦アーガマには一年戦争ホワイトベースの艦長を務めたブライト・ノア中佐(後に大佐)を迎え、クワトロ・バジーナ大尉(シャア)、カミーユ・ビダンエマ・シーン中尉など名うてのエースパイロットが多く所属しており、さらにはZガンダム百式ガンダムmkUなど高性能なMSも保有する最強の戦艦であった。
しかし、グリプス戦役でその戦力の大半を喪失し、指導者であるシャアが行方不明になったことから、組織としては弱体化し、続く第一次ネオ・ジオン戦争では地球連邦軍と同化してしまい、明確な作戦行動は取れなくなっていた。それでも第一次ネオ・ジオン戦争を勝てたのはジュドーら新世代のニュータイプパイロットを多く擁していたからであろう。結局、この戦争以後、エゥーゴという組織は地球連邦軍に吸収されてしまう。
コミック版「機動戦士ガンダム ムーンクライシス」ではその過激さのみを突き詰めた組織「ヌーベル・エゥーゴ」というのが登場する。

エースパイロット(えーすぱいろっと 成句)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA  F91 V G W X ∀ SEED DES

エースとも呼ばれる。本来は旧世紀の第一次世界大戦の戦闘機乗りに対する呼び名であり、敵機を5機撃墜した者を尊敬の念を込めて呼んだことが由来。宇宙世紀や(他のガンダム世界)においても伝統的に使われている。
撃墜対象によって呼び名が変わり、MS5機ならMSエース、MAならMAエース、戦艦を5隻撃沈なら戦艦エースという。
各シリーズの主人公は当然のことながら、脇役たちにも相応の実力を持ったパイロットたちがいる。ちなみに0083コウ・ウラキはデラーズ紛争で多大なる戦果を挙げたが、紛争自体が“無かったこと”にされたため、公式記録上はエースパイロットとは呼ばれない。とことん報われない男である。

Sフィールド(えすふぃーるど 成句)
登場作品 
FG IGL

一年戦争時のア・バオア・クーの防空管制エリアのひとつ。要塞を上から見下ろした際に周囲を四つのエリアに区分したものでそれぞれS,N,W,Eの名が付けられている。Sフィールドにはホワイトベースを含む連邦軍のルザル艦隊が侵入し、激戦の末空母ドロワやニュータイプ用MAジオングなどを撃破し上陸を果たしている。またこの戦いで伝説となった艦ホワイトベースも撃沈している。

エッシェンバッハ前市長(えっしぇんばっはぜんしちょう 人名)
登場作品 
FG

一年戦争ジオン軍の支配下にあった北米ニューヤーク市の前市長でイセリナの父。ジオン軍とザビ家に対して反感を感じており、一人娘であるイセリナがガルマと恋仲になったことを快く思っていなかった。しかし、イセリナが自らガルマの仇を討とうとして戦いに身を投じてしまうとは想像もしていなかったようだ。

エドワウ・マス(えどわう・ます 人名)
登場作品 FG


キャスバル・レム・ダイクンがザビ家から逃れるためにマス家へ匿われたときに使用した偽名。この後ジオン軍の士官養成学校に入隊する際に彼はシャア・アズナブルを名乗る。シャアの使った名前で最も知名度の低い名前。てか名前変えすぎ。

Nフィールド(えぬふぃーるど 成句)
登場作品 
FG IGL

一年戦争時のア・バオア・クーの防空管制エリアのひとつ。要塞を上から見下ろした際に周囲を四つのエリアに区分したものでそれぞれS,N,W,Eの名が付けられている。Nフィールドには連邦軍の第2・第3艦隊が攻撃を仕掛け戦闘の口火を切った。しかしこの攻撃は反対側のSフィールドからルザル艦隊を突撃させるための壮大なる囮作戦だった。囮と言えども連邦軍の主力艦隊が攻撃を仕掛けていたため、ジオン軍の大型空母ドロスを撃沈し、このフィールドからの上陸にも成功している。

エネルギーCAP(えねるぎーきゃっぷ 成句)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA  F91 V

U.C.0072にジオン公国から亡命したトレノフ・ミノフスキー博士の協力によってその4年後に完成した技術。難しいことは専門的なサイトにお任せするとして要点をかいつまんで言えばこの技術があったおかげでビーム兵器の携行が可能になったすごい技術。(それまでは戦艦暮らすの熱核反応炉が必要とされていたためMSへのビーム兵器の搭載は不可能と言われていた)
これによりガンダムはビーム兵器を搭載した初めてのMSとして高い戦果を残すことになる。

エマ・シーン(えま・しーん 人名)
登場作品 Z


もともとはティターンズに選ばれたエリート軍人であったが、バスク・オムらティターンズのやり方に疑問を抱きエゥーゴへとくだった女性士官。
カミーユクワトロには劣るものの、MSパイロットとしての腕は確かで、エゥーゴの中核を担うエースの一人。
カミーユやカツ、ファに対して姉らしく接する。また、ヘンケン艦長に言い寄られ、まんざらでもなかったようだ。
コロニーレーザー攻防戦で、レコア・ロンドと女同士の戦いを繰り広げ、相討ちになり、カミーユの腕の中で彼に全てを託し息絶える。
呑んだくれ的ガンダム女キャラランキング4位。二の腕がステキです。叱ってください。


M3作戦(えむすりーさくせん 成句)
登場作品 
FG

乗機グフを失い、新たな補給を受けることも叶わないランバ・ラル隊が実行したゲリラ作戦の名称。
ギャロップザクUJ型が陽動を行い、その隙にゲリラ兵がホワイトベースへ白兵戦による突入を敢行、制圧を試みた。ランバ・ラルの目論見どおりに作戦は進行したが、亡きジオン・ダイクンの遺児アルテイシアとの遭遇や予想以上の抵抗にあいラル自身が重傷を負うなどして制圧に失敗。第2ブリッジに立てこもるがガンダムにより外部から壁を破られたことでラルが自決し作戦はラル隊の主力をほとんど失うという形で終わった。

エルメス(えるめす MA名)
登場作品 FG


電車男が恋焦がれる女性。電車の中で酔っ払いに絡まれていた…っておい。
ブラウ・ブロに次いで開発されたニュータイプ専用MAララァ・スン少尉が搭乗しサイコミュによってコントロールされる無線誘導式のビーム砲「ビット」による超遠距離攻撃が可能となった。姿を見せずに次々と撃墜される有様を見て連邦からは「ソロモンの亡霊」などのニックネームで呼ばれた。しかし姿をキャッチされると一転「とんがり帽子」なんていうかっこ悪いニックネームが付けられた。
コンペイトウ(ソロモン)宙域でのガンダムコア・ブースター(テレビ版ではGファイター)との戦闘中、シャアをかばって撃破される。
この機体でほぼ確立されたサイコミュ技術は後の時代の機体に反映されていった。特にキュベレイはこの機体のMS化というのが基本コンセプトである。

エルラン(えるらん 人名)
登場作品 FG


オデッサ作戦の際、レビル将軍の補佐官として参加した将校。しかし彼自身はホワイトベースを重用するレビルを疎んじており、オデッサ作戦での彼の失脚を目論み、ジオン軍マ・クベ大佐への情報漏洩というスパイ行為を行ったが、その行為自体が発覚し、軍上層部から彼の姿は消えていた。

エレカ(えれか 成句)
登場作品 
FG 0080 Z

いわゆる電気自動車。月面都市やスペースコロニーといった密閉空間では大気汚染は生命の危険につながるためガソリンなどの内燃機関搭載車に代わって使用されている。

エレズム(えれずむ 成句)
登場作品 No Date


宇宙移民開始後からスペースノイドの間で支持層を増やし、U.C.0044頃にはほぼ定着した思想。
地球を聖地として保護し、人類は宇宙に住むべきだというもの。ジオン・ダイクンによってサイド国家主義(コントリズム)に引き継がれるなど宇宙世紀思想において思想的源流となっている。

もちろんこんなことを知らなくてもガンダムは十分楽しめるから気にするな。

オールドタイプ(おーるどたいぷ 成句)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA  F91 V X

@ニュータイプの対義語。いわゆる普通の人間。地球に縛られたアースノイドたちをオールドタイプと呼ぶこともあった。
AA.W.(アフター・ウォー)における概念。自らをニュータイプと信じるコロニー側の人間が、地球圏の人間を指して使ったもの。しかし月面基地D.O.M.E.の記録からニュータイプの概念そのものが幻であるということが発覚しオールドタイプという言葉自体も意味を失ってしまう。

オールレンジ攻撃(おーるれんじこうげき 成句)
登場作品 
FG Z ZZ CCA V G X ∀ SEED DES

ファンネルなどを用いて異なる方向から同時に攻撃を仕掛ける戦法。特にファンネルやビットといった攻撃端末は小さいため通常のパイロットでは回避は難しい。しかしニュータイプパイロットは攻撃端末の動きを先読みし撃破することが出来た。
ターンXの機体分離による攻撃も言ってみればオールレンジ攻撃である。

幼馴染(おさななじみ 成句)
登場作品 No Date


幼い頃からの顔なじみ。
幼馴染といえば某青春野球マンガのタッちゃんと南であるが、ガンダムシリーズにも多くの幼馴染が登場する。
アムロフラウカミーユとファ、ジュドーたちシャングリラチルドレン、ウッソとシャクティなど。
男女の場合、えてしてラスト付近でいい仲になることが多い。
呑んだくれが今までで最も憧れたシュチエーション。


オスカ・ダブリン(おすか・だぶりん 人名)
登場作品 FG


ホワイトベースに最初から乗り込んでいた訓練生のオペレーター。右舷担当。砕けた性格の持ち主で、時にはおどけた口調で指示を出すこともあった。
メガネを外すとくまのプーさんに似ている気がするのは俺だけではあるまい。

オデッサ(おでっさ 地名)
登場作品 
FG

黒海沿岸に広がる東欧最大の工業地帯。豊富な鉱物資源を埋蔵している鉱山があり、地球降下作戦でジオン軍に占拠されジオン本国への大量の鉱山物資を輸送していた。基地司令としてマ・クベ少佐(当時)が赴任していた。
U.C.0079.11.07に実行されたオデッサ作戦で連邦軍がこの地域を奪回した。

オデッサ作戦(おでっささくせん 成句)
登場作品 
FG

一年戦争の一大転回点となった大反抗作戦。この作戦の連邦軍の勝利により地球上だけでなく全体のミリタリーバランスをも連邦側へ変えることとなった。U.C.0079.11.07に作戦が開始され(この日をオデッサ・デイという)、同年11.09に基地司令マ・クベ少佐が基地を放棄して宇宙へと逃れたことを契機に終了。オデッサ基地は連邦軍が掌握することになった。

オデロ・ヘンリーク(おでろ・へんりーく 人名)
登場作品 V


東ヨーロッパ、ラゲーンに住んでいた15歳の少年。イエロージャケットのラゲーン侵攻によって焼け出され戦災孤児となる。その時不仲だった両親と死に別れたようだ。その後、リガ・ミリティアのカミオン隊にウォレンやスージィとともに保護され、そのままリガ・ミリティアの活動に参加するようになる。
ウッソらを含めたリガ・ミリティアの少年少女の中でも年長であり、年下のウッソが手足のようにVガンダムを操る姿を見て、自らもMSパイロットへ志願する。その行動の裏にはウッソへのライバル心の他に、発電衛星ハイランドで出会ったエリシャ・クランスキーにいいところを見せたいという思春期の少年らしい虚栄心もあったようだ。しかしきっかけが何であれ、同時期にパイロットへ志願したトマーシュ・マサリクとともにホワイト・アーク隊の中核を担う戦力となりザンスカール帝国との戦いに無くてはならない戦力となっていく。
その後北海上空でのリシテア級エムとの戦いの中でエリシャと想いが通じ合うようになる。
エンジェル・ハイロゥ攻略戦で激戦の中奮闘するが、ウッソを助けるためにカテジナと対峙するも返り討ちにあう。しかし薄れゆく意識の中で両親と和解しながらその命を散らせていく。


お肌の触れ合い通信(おはだのふれあいつうしん 成句)
登場作品 
FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

MS同士の通信方法で、通信を傍受されることを防ぐためにMS同士を接触させ機体に伝わる振動を利用して通信を行うこと。もう少しマシなネーミングは無かったのかと問いたい。クワトロまでがマジメな顔してお肌の触れ合い通信とか言っちゃってさぁ…

オムル・ハング(おむる・はんぐ 人名)
登場作品 FG


ホワイトベースに乗り込んでいた正規兵の一人。整備兵として艦内そしてMSの整備に奔走した。
それでも実戦経験は皆無で、捕虜にしたラル隊のコズンがエア・ロックから脱走を図った際にバズーカで扉を吹き飛ばすという機転を発揮したが、結果的にコズンを殺してしまったことで人を殺したという事実にしばし呆然としてしまった。

オルテガ(おるてが 人名)
登場作品 FG


ジオンのエース部隊「黒い三連星」のメンバー。ルウム戦役レビル将軍を捕虜にして名を馳せた。マ・クベの援軍として地球に降下、ドムに乗りジェット・ストリーム・アタックガンダムを窮地に陥れるがマチルダの援護を受けたガンダムによって撃破される。