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マーカー・クラン(まーかー・くらん 人名)
登場作品 FG


オスカと同じくホワイトベースに最初から乗り込んでいた訓練生の一人。正規兵全滅後オペレーターとしてア・バオア・クー戦まで艦の航行を支えた。
状況報告だけでなく的確なアドバイスを与える才覚を持つ。一年戦争後に軍に残っていたならば有能な指揮官となっているに違いない。

マーシー(まーしー 人名)
登場作品 FG


コーカ・ラサ曹長とともにベルファスト攻略戦へ参加したジオン軍MSパイロット。テレビ版ではセイラの乗るGブルのビーム砲の直撃を受け戦死する。

マーフィー(まーふぃー MS名)
登場作品 G


ネオアメリカ軍が使用する可変型のMS。ヘリコプター形態に変形することが可能で絶対的な機動性を有している。ただし変形機構の代償として防御面で不安要素を残している。

マーベット・フィンガーハット(まーべっと・ふぃんがーはっと 人名)
登場作品 V

リガ・ミリティアの女性MSパイロット。オイ・ニュング伯爵率いるカミオン部隊でVガンダムのテストパイロットとして配属されたが、戦闘中に負傷、偶然居合わせたウッソ・エヴィンにパイロットの座を譲ることになる。また、リガ・ミリティアのシュラク隊の隊長オリファー・イノエとは婚約者の間柄であり、女性だけのMS部隊であるシュラク隊を結成したこと、そのパイロットたち(特にジュンコ・ジェンコ)と接するオリファーの姿にやきもきする場面も見られた。
サイド2のマケドニアコロニーにて拘束された際、脱出のための偽装工作とはいえ、オリファーと結婚式を挙げるが、直後の戦闘でオリファーが戦死してしまう。しかし、ウッソたち子供たちの姉、母親代わりとしてホワイトアーク隊のリーダーとして戦い抜く。
さらにその身にはオリファーとの子供が宿っており、ファラ・グリフォンとの戦いではその身に宿した命の光でファラを怯えさせている。
戦後はウッソたちとともにカサレリアに移り住み、平和に暮らしたようだ。

マーメイドガンダム(まーめいどがんだむ MS名)
登場作品 

ネオデンマーク所属のモビルファイター。パイロットはハンス・ホルガー。
母国の資金不足により補給・修理もままならない劣悪な環境の中で、ハンスの技量でカバーし、第13回ガンダムファイト決勝大会まで進出した。
「マーメイド=人魚」のはずだし、公式の設定資料にも「人魚を模した」と書いてあるが、俺にはどう見ても
魚 の か ぶ り も の を し た ガ ン ダ ムにしか見えない。

マグネット・コーティング(まぐねっと・こーてぃんぐ 成句)
登場作品 FG 0080 Z

地球連邦軍モスク・ハン博士が独自に開発したMSの駆動系の反応速度を向上させる技術。ニュータイプ能力の肥大したアムロの反応速度についていけなくなったガンダムだが、この技術によって反応速度が上がり、戦争末期の激戦を戦い抜くことが出来た。
理論的には駆動部分を電磁気的に包み込むことで機械的な干渉を打ち消し、理論上は反応速度を無限大まで速くすることが出来るというもの。ガンダムにより多大な成果を得ることが出来たこの技術は一年戦争後も継承され、様々なMSに導入された。また、大戦末期にジオン軍が開発した(実戦投入はされていないが)アクト・ザクにもこの技術は導入されている。

マ・クベ(ま・くべ 人名)
登場作品 FG


キシリアの懐刀として地球へ出向きオデッサの鉱山基地の管理を任されていた突撃機動軍少佐(後に大佐)。ジオン軍MSの規格統一を図った「統合整備計画」を発案し生産性の向上を図るなど彼自身の能力も非常に高いレベルにあったと思われるが、目的のためには手段を問わない冷徹な決断を辞さない人物であったため、前線の兵士たちには「兵の心境を理解できない」など酷評されていた。
オデッサでの敗戦、地球からの脱出、キシリアによるシャアの重用などを受け徐々に立場を失いつつあった彼はホワイトベース隊そしてガンダムの撃破を目論むがテキサスコロニーで返り討ちにあい戦死している。旧世紀の骨董品収集が趣味であった彼は、死の間際にも腹心ウラガンにキシリアへコレクションを渡すよう言い残して死んでいったという。
また、映画版ではテキサスコロニーで戦闘はせず、ソロモンから脱出したゼナミネバ母子を保護しグラナダへと帰還している。その後は諸説がありキシリアとともにア・バオア・クー戦に参加したとか、アクシズまで逃げ延びる途中に連邦軍の攻撃を受けそこで戦死したなどとある。

マサキ(まさき 人名)
登場作品 FG


ホワイトベースの看護兵としてサンマロのサポートに当たっていた女性兵士。ジャブローからの補充要員とする説もある。激戦となったソロモン攻略戦で慌しく動き回っている姿が確認されている。
ちなみに無口な性格という設定だから台詞が(出番も)ないのか、台詞がないから無口な性格という設定を後付されたのかは定かではないwww

マスターガンダム(ますたーがんだむ MS名)
登場作品 G


第13回ガンダムファイトにおいてネオホンコン代表マスター・アジアが搭乗したの機体。マスター・アジアが駆使する「流派・東方不敗」の技を完全に再現できる驚異的な機体性能を誇る。前回大会優勝時に使用されたクーロンガンダムがDG細胞によって変化したためか受けたダメージを瞬時に回復するなど攻撃・防御両面で他のモビルファイターとは一線を画すが、ランタオ島での決勝戦でネオジャパンのゴッドガンダムに敗れに大会連続の優勝は果たせなかった。
必殺技はダークネスフィンガー十二王方牌大車輪、酔舞再現江湖デッドリーウェイヴ、超級覇王電影弾、石破天驚拳。この他にも帯状に形成されたビームを用いたマスタークロスという武装も持つ。

マゼラ・アタック(まぜら・あたっく MS名)
登場作品 FG 08

一年戦争時にジオン軍が開発した色々な意味で斬新な多目的戦車。最大の特徴は砲塔部分が単独で飛行可能なVTOL機として分離することである。これは敵戦闘車両を上空から攻撃するためと言われている。この場合分離した砲塔部分をマゼラ・トップ、車両部分をマゼラ・ベースと呼ぶ。
また主力武器の175ミリ無反動砲は取り外してMS-06JザクUの携行兵装として使用できる。さらにマゼラ・ベースは前線の工作部隊によってMS-06の上半身と結合されMS-06Vザクタンクとして使用されることもあった。

マゼラン(まぜらん 戦艦名)
登場作品 FG

一年戦争時に地球連邦軍が建造した最強の戦艦。ただしこの最強というのは対艦戦においてのみという意味である。
ルウム戦役において登場したモビルスーツという新たな時代を象徴する兵器群によって壊滅的な打撃を受けた連邦軍を象徴する艦となってしまった。
しかしながら連邦軍上層部は一年戦争での教訓を活かすことが出来ず、戦後もMS運用能力のないこのマゼラン級を作り続けた。さすがにサラミス級のように80年以上主力にいることはなかったようだが…
武装は2連装メガ粒子砲が7門、2連装機銃が14門、そしてミサイルランチャー。

マタドールガンダム(またどーるがんだむ MS名)
登場作品 

第13回大会におけるネオスペインのモビルファイター。要するに牛。体が牛の頭。必殺技がビームフラッグを用いた「レッド・フラッグ・カモン」といい、真っ赤なビームで構成されたフラッグを見て突進したい衝動に駆られた相手モビルファイターをすれ違い様にヒートホーンで一突きするという国を挙げて完全に悪ふざけをしているとしか思えない機体。ガンダムファイターはカルロス・アンダルシア。

マチルダ・アジャン(まちるだ・あじゃん 人名)
登場作品 FG


地球連邦軍第136連隊所属の補給部隊、通称マチルダ隊の隊長。階級は中尉。ジャブローにウッディ・マルデン大尉という婚約者がおり、戦争終結後に結婚する予定であった。
サイド7脱出以後、満足な補給を受けられないホワイトベースへ輸送機ミデアを駆り補給を続けたが、その裏にはニュータイプ部隊と目された彼らの実戦データ回収という目的もあった。しかしアムロに何故補給部隊にいるのかと問われた彼女が「戦争という破壊の中にあって唯一ものをつくることができるから」と答えたのも彼女の偽らざる本心だろう。
黒い三連星の襲撃を受けたホワイトベースとガンダムを守るためミデアで戦闘に介入するが、オルテガのドムにコクピットを潰され戦死する。

マッシュ(まっしゅ 人名)
登場作品 FG


連邦ジオン両軍にその名を馳せる「黒い三連星」の一人。一年戦争緒戦のルウム戦役レビル将軍を捕虜にするなどの武勲を挙げる。過去の戦闘(時期は不明)で右目を失っているがそれでもエース級の腕前を持つ優れたパイロットである。
ホワイトベースとの戦闘でガンダムジェット・ストリーム・アタックを仕掛けるが、コクピットをビームサーベルで貫かれ戦死。黒い三連星初の戦死者となる。

マッドアングラー(まっどあんぐらー 戦艦名)
登場作品 FG


ジオン軍突撃機動軍麾下地球方面軍海洋部隊の主力として活躍した潜水母艦。連邦軍が開発した時期主力潜水艦をジオン軍が接収して改修を加えたものとされており、コロニー国家で海を知らなかったジオン軍にとって最新鋭の潜水艦を入手したことは大きかった。
グラブロなどの巨大MAすら収容できる大きな格納庫と豊富な武装でベルファスト襲撃など大きな戦果を残した。
軍に復帰ししたシャアがこの艦を率いて活躍した。

マリガン(まりがん 人名)
登場作品 FG


マッドアングラー隊に配属されたシャアの副官についた中尉。シャアが宇宙に上がった後もそのまま付き従ったようだ。
ドレンと比べて生真面目さが目立つ彼の言動や行動は組織の潤滑油としての役割を果たしており、シャアの命令を逐一確認することで周囲に知らしめることが出来ていたのである。
ホワイトベース隊との幾度目かの交戦で撃沈する艦とともに戦死する。

マンダラガンダム(まんだらがんだむ MS名)
登場作品 G

第13回ガンダムファイトに出場したネオネパール代表のモビルファイター。下半身が釣鐘、ボディは球体(数珠?)で出来ていて頭部はガンダム。コイツを見た瞬間考えるのは止めようと思った。ただその奇抜な外見とは裏腹にガンダムファイターであるキラル・メキレルのキャラによって想像以上の活躍をしてしまうところに燃えた。

ミデア(みであ 戦艦名)
登場作品 FG 08

一年戦争時に地球連邦軍の物資輸送を一手に担った輸送機。機体上部の4基と主翼下部の2基のジェット・エンジンによって推力を得て飛行し、各所に配された5基のローターによって垂直離着陸も可能となっていた。
あくまでも輸送機としての使用に限定されており、武装は2連装対空機銃のみとまったく戦闘に向かないこともあり、輸送中に敵に狙われることもあった。もっともよく知られているのは連邦軍第136連隊所属マチルダ隊によって運用された機体で、ジオン軍の勢力圏内を抜けてホワイトベース隊へ補給を行った。

ミナレットガンダム(みなれっとがんだむ MS名)
登場作品 G


ネオトルコのモビルファイターで、ガンダムファイターはレインの元恋人セイット・ギュゼル。巨大な半月刀ミナレットシュミッターを駆使し、特化した性能はないものの高い性能を持つ。DG細胞により暴走するが、シャイニングガンダムにより倒される。

ミハル・ラトキエ(みはる・らときえ 人名)
登場作品 FG

ベルファストに弟妹とともに暮らす不法居住者の少女。戦争で両親を亡くし生計を立てるためにジオン軍のスパイとなっていた。コードネームは107号。
ベルファストにホワイトベースが寄港した際に下船したカイと知り合い、家に招き情報を得ようとする。さらに行く先を調べるために艦へ潜入する。しかしスパイと知りながら自分を匿うカイ、そして小さいながらも艦内で必死に彼らなりに戦おうとするカツレツキッカの姿を見て自分の行いを後悔しカイとともにガンペリーで出撃、コクピットからの発射機構が壊れたミサイルを手動で撃とうとして爆風にその身を投げ出され死亡する。

ミネバ・ラオ・ザビ(みねば・らお・ざび 人名)
登場作品 FG・Z・ZZ

ジオン公国軍宇宙機動軍中将ドズル・ザビと妻ゼナの間に生まれた女の子。ソロモン陥落の際に脱出艇にて母ゼナとともに脱出。終戦協定が結ばれる前に小惑星アクシズへ逃げ込み、そのままアステロイド・ベルトで潜伏していた。
グリプス戦役時に地球圏に帰還した際にはシャアが「偏見の塊の人間」と激怒するほどハマーンによって傀儡として成長しており、まだ幼いミネバにはそのシャアの怒りさえ理由が分からなかったようだ。しかし、偶然サイド2モルガルテンで出会ったアーガマに身を寄せている孤児シンタとクムとともに遊ぶ姿は8歳の子供そのままだった。
その後第一次ネオ・ジオン戦争でもネオ・ジオン軍の総帥として担がれ続けるが、実はその時点で既に影武者と入れ替わっており(シャアが連れ去ったとも言われている)、本物は行方不明のままである。
コミック「機動戦士ガンダム ムーンクライシス」では学生メイファ・ギルボードとして、ジオン再興のためとして再び担ぎ出されるが、連邦軍のパイロット、タクナ少尉により救出される。その後はザビ家の血に縛られることなく平和に暮らした模様。

ミノフスキー・クラフト(みのふすきーくらふと 成句)
登場作品 FG 0080 0083 Z ZZ V

ミノフスキー粒子の性質を応用して開発された駆動システム。主に宇宙艦艇に大気圏飛行能力を持たせるシステムとして知られ、ホワイトベースなどがこれを搭載している。このシステムの詳しい説明は他のサイトに任すとして、このシステムさえあればどんな形をしたものでも空を飛ばせることが出来るという画期的かつガンダム界になくてはならない理論である。

ミノフスキー物理学(みのふすきーぶつりがく 成句)
登場作品 FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

サイド3出身の物理学者トレノフ・Y・ミノフスキーが提唱した学説。ガンダム世界には無くてはならない学説である。この粒子が発見されたことで物理学界に与えた影響は計り知れず、以後ミノフスキー物理学は素粒子研究の根幹となる学説に昇華することとなった。この学説は工学の分野や軍事技術の発展も促し、小型熱核反応炉やミノフスキークラフト、ビーム兵器を生み出し、MS誕生のきっかけともなった。

ミノフスキー粒子(みのふすきーりゅうし 成句)
登場作品 FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA F91 V

サイド3出身の物理学者トレノフ・Y・ミノフスキーが発見した新素粒子。性質は静止質量がほぼゼロであり、極めて強い帯電性を有する。そのため散布されると正と負の電荷に帯電したミノフスキー粒子が立方格子状の力場を形成することになる。この力場は電磁波の通過を著しく阻害することで知られ。この性質を利用することで放射能汚染のない小型核融合炉が開発されることになった。その一方でミノフスキー粒子はニュータイプの発する感応波(サイコウェーブ)と共鳴する性質があり、これを軍事利用することでサイコミュ兵器をはじめとするニュータイプ専用兵器が誕生することとなった。
…と、まぁ色々と理屈はこねてるんですが、つまり別名「これがあればなんでも立証できちゃう万能粒子」です。

ミラージュガンダム(みらーじゅがんだむ MS名)
登場作品 

ネオフランス所属のモビルファイター。第13回大会の代表候補だったが、「マルセイユの悲劇」と呼ばれる事件を引き起こしたため封印処分されていた。しかしガンダムファイターのジャン・ピエール・ミラボーがDG細胞に感染して暴走、強奪される。そのため本機もDG細胞に感染、カタログスペック以上の性能を発揮しガンダムローズを苦しめた。

ミライ・ノア(みらい・のあ 人名)
登場作品 Z・CCA

一年戦争後、ブライトと結婚。ハサウェイ、チェーミンという二児を設ける。一年戦争では英雄扱いだったが、戦後はその能力の高さから上層部から疎まれ、退役したミライは夫ブライトに対する人質として軍の監視下に置かれる生活を余儀なくされていた。
グリプス戦役時には香港で生活しており、ちょうど寄港したアウドムラのクルーとなっていたアムロと再会を果たす。その時、スードリのブラン少佐に人質として取られるがアムロの活躍により解放される。
シャアの反乱のときも香港に住んでいたようだが、戦争の気配を感じ取ると宇宙への脱出をはかる。しかしシャトルの席が取れず、ハサウェイだけを宇宙へ上げチェーミンとともに次の機会を待った。シャアによる地球寒冷化作戦が実行に移されると、チェーミンを連れて香港を脱出しようとする。
ホワイトベース時代は齢18にして「ホワイトベースのお袋さん」なんて呼ばれていたが、実際に母となり、よき妻として母として家族を支えたようだ。

ミライ・ヤシマ(みらい・やしま 人名)
登場作品 FG

地球の名家ヤシマ家に生まれた女性。戦火を逃れるためにサイド7に移民してきたところ、ジオン軍による襲撃に遭遇する。そして逃げ込んだホワイトベースが人員不足で、たまたまスペースグライダーの免許を持っていたことから、ホワイトベースの操舵手を務めることになる。
正規の軍人とはいえまだ経験不足のブライトをよく補佐し、艦の中心人物としてその存在は大きかったと思われる。
サイド6では婚約者であるカムラン・ブルームと再会するが、変わってしまった彼に決別を告げ,その後、ソロモン攻略戦中にスレッガー・ロゥ中尉に愛を告白するが中尉は同作戦中に戦死してしまい、悲しみにくれる。
自身はニュータイプとしての素養があったようで、何かを感じることも多かったようだ。ア・バオア・クー戦ではブライトともにクルー達をまとめ、炎上する艦から無事にクルーとともに脱出を果たした。
戦後ブライトと結婚。二児を設ける。

ミリー・ラトキエ(みりー・らときえ 人名)
登場作品 FG


ミハルの妹。兄のジルとともにミハルの帰りを待つことになる。別れの際にミハルに母の面影を重ねていた。

ムサイ(むさい 戦艦名)
登場作品 FG 0080 0083

MS運用を前提として建造されたジオン軍の軽巡洋艦。ザクTの量産決定と同時に就役した。次々と新型機が開発されたMSと違いムサイ級は一年戦争を通じてジオン軍の主力艦として常に最前線にあり続けた。このことからいかにこの艦の持つポテンシャルが高いかがうかがい知れる宇宙世紀を代表するにふさわしい名艦。
主砲は2連装メガ粒子砲で、初期タイプは3門、後期タイプは2門装備している。他に大型、小型あわせて12門のミサイルランチャーを装備しており、攻撃力も高かった。また、艦首には大気圏突入カプセル「コムサイ」が搭載され、迅速な降下作戦など幅広い戦術戦略の遂行に役立った。
戦後もジオン系の組織はこの艦のコンセプトを受け継いだ艦を多く建造している。

メイリン・ホーク(めいりん・ほーく 人名)
登場作品 種運命

SEED DESTINY」で登場した、ザフト軍最新鋭艦ミネルバのブリッジクルー。姉に同艦所属のMSパイロット、ルナマリアがいる。
ミネルバのブリッジでは副長のアーサーからのひそかなプレッシャーを受ける位置にいた。また、非常に影の薄かったメカニックの少年たちと仲が良く、思いを寄せられていた気配がある。
姉のルナマリアとともにかつての英雄アスランへのアタックをしていたが、アスラン脱走事件の際偶然自室に逃げ込んできたアスランを匿ってしまったことから、ともに脱走することを決意。紆余曲折を経てエターナルのブリッジクルーとなる。
どういうわけか姉ルナマリアがザクからインパルスに乗り換えたことを知っており、エターナルに肉薄するルナマリアに勝手に呼びかけたことも。
戦後は姉と再会。結局アスランとはくっついたのか何なのか。とりあえず髪を下ろしたほうがかわいいよ。

モスク・ハン(もすく・はん 人名)
登場作品 FG


ミノフスキー物理学と従来の電磁気学を結びつけ、自らの理論をMS開発に応用して「マグネット・コーティング」という技術体系を確立した技術者。
アムロの反応速度に対応しきれなくなったガンダムにマグネットコーティングを施し、反応速度の向上に貢献した。結構重要なことをしでかした割には劇場版では完全に出番を削られた不遇の天才。まぁ地味だし…ねぇ?

モノアイ(ものあい 成句)
登場作品 FG 08 0080 0083 Z ZZ CCA

ジオン軍及びその系譜を受け継ぐMSに採用された光学端末。カメラの代わりだけでなく、発行信号を送るなどといった用途もあるようだ。連邦軍がデュアル・アイに拘ったように、ジオン系MSもモノアイに拘っており(もちろん技術の信頼性が一番だけど)、一目見てどちら陣営のMSかわかるようになっていた。

モビルアーマー(もびるあーまー 成句)
登場作品 FG Z ZZ CCA 0083 F91 V 08 X 種 種運命

モビルスーツに続き、ジオン公国軍が開発した非人型機動兵器。略称はMA。そのコンセプトは「MSよりも高機動、高火力」。
ジオン軍は多数のMAを開発して、連邦軍ガンダムに挑むが全てガンダムに退けられることになる。また、ニュータイプ専用機として開発されるMAも多く、その有効性は戦果が物語っている。
有名なMAとしてはシャアの乗ったジオング、ララァのエルメスガトーのノイエ・ジールなどがある。
ガンダムSEED」「SEED DESTINY」でもMAが登場しているが、その設定はMS登場以前の戦闘機に近い扱いとなっている。

モビルスーツ(もびるすーつ 成句)
登場作品 FG Z ZZ CCA 0080 0083 F91 V 08 G W X ∀ 種 種運命

宇宙世紀に開発された二足歩行型ロボットの総称。略称はMS。
T・Y・ミノフスキー博士の発見したミノフスキー粒子により、従来のレーダーや光学観測機器が無効化し、誘導兵器が無力化した世界で戦争の決定的切り札としてジオン公国軍によって完成した。ミノフスキー物理学によって小型化した核融合炉により圧倒的な推力を得ることが可能となり、四肢によるAMBAC姿勢制御も行えることから宇宙空間での高機動を実現。
一年戦争開戦当初、MS-05ザクT、MS-06ザクUルウム戦役に投入され、物量に勝る地球連邦軍をほぼ壊滅状態に追いやったことでその有効性が認識された。一年戦争中期には連邦軍もMSの開発に成功し、以降の戦争はモビルスーツ同士の戦闘が主流となる。
また、Gガンダム以降のアナザーガンダムシリーズにも上記とは違った理由でMSの登場の必要性が説かれている。興味のある方はお調べ下さい。

モビルポッド(もびるぽっど 成句)
登場作品 FG 08 0083

一年戦争時に連邦軍が開発した宇宙空間作業用ワンマンポッドを基にした機体のカテゴリー。機体性能よりも物量で押すタイプの兵器で武装は貧弱、機動性は劣悪といいところが全くないといっても過言ではない。
ただしコミック「機動戦士クロスボーン・ガンダム」に登場する自称ニュータイプ、ウモン・サモンはこの機体でドムを6機落とすなどパイロットの実力如何では結構頑張れるようだ。