機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン 第9話「拭えぬ過去」鑑賞記

少しだけ、ほんの少しだけペースを上げました。でも…まだまだぁっ!

前回のひきで搭乗したサーシェス。刹那とティエリアのガンダム二機相手に圧倒的な技量差で互角以上に戦います。ロックオンに撃たれた際に体の半分が消し炭になってしまったようですが、ちゃんとしたGN粒子だと再生治療で何とかなるみたいです。そう考えるとルイスは不幸すぎますね。今の彼女の左手は義手なのかなんなのか分かりませんが。
サーシェスのガンダムはスローネツヴァイをベースにした発展型。ファングや大剣、さらには隠し腕をも持つ機体に二機がかりでも太刀打ちできない刹那たち。しかしさすがにアレルヤとロックオンの加勢が入り4機相手は分が悪いようで撤退します。

そしてリジェネはやはりティエリアを仲間に引き込みたいようです。それをリボンズに咎められるとツインドライブの事を持ち出してリボンズに歯向かいます。前回登場の新イノベイター、ヒリングは戦闘用ということ。つまりイノベイターには戦闘用とそうでないのがいることが分かります。ナメック星人みたいですね。

マネキン大佐と同じく前回新登場のイノベイター、リヴァイヴ・リバイバルもライセンスを持っているのでリント少佐の作戦をないがしろです。まぁどうでもいいですが。それにしてもマネキン大佐は随分ソレスタル・ビーイングの戦力を買っておられる。前回あれだけ痛い目に合わされたから当然と言えば当然ですが。

サーシェスの素性を知り、ライルはニールとは違う答えを出します。過去を清算するために戦うのでなく、未来を変えるために戦う。それは例えサーシェスが仇だとしても刹那が仇だとしても。そんなライルを見てティエリアは独り思い悩みます。イノベイターである自分。黒幕もまたイノベイターであること。それを話すべきか否か。
同行した刹那にすらまだ真実を話せないでいます。

そして新型MSを開発中のカタギリを尋ねるグラ…ミスターブシドー。俺色のMSを開発してくれと。これがラスボス?
アロウズのマネキン大佐とスメラギさんの作戦の読み合い。トリロバイトの攻撃を初期加速に利用したり、ガデッサの長距離ビームで離脱角度を変え、その先に待ち伏せ部隊を配置したり、それすら見越してダブルオーを先に発進させていたり。SEEDのときには見られない高度な作戦の連続に満足です。
そしてマネキン大佐はソレスタル・ビーイングの戦術予報士がリーサ・クジョウ(=スメラギさん)であると確信したようです。そして同時にマネキン大佐がアロウズにいると知り苦悩するスメラギさん。過去に囚われる者がまた一人。

最期に新型支援メカをその目にするイアンのとっつぁん。リンダという女性は珍しいソレスタル・ビーイング側の新キャラですね。
ちなみにこれがあればダブルオーは無敵らしいです。








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