
機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン 第6話「傷痕」鑑賞記
すっかり遅れております。頑張ります。
冒頭は先週の引きと全く一緒。ちょっと手抜きを感じた。でも「SEED」「SEED DESTINY」のときはこれが当たり前だったことを考えると「OO」って相当手の込んだというか手抜きのない作り込みをしてるんだね、と改めて感じます。
うっかり沙慈くんの暴走のせいで壊滅的被害を受けたカタロンの秘密基地。クラウスやシーリンといった主要メンバーは無事に生き残ったようですが、MSをはじめとして構成員の多くが犠牲にあってしまいました。そんな中動揺を隠せない沙慈を詰問するティエリア。「自分は違う、自分とは関係ない」という考えが無自覚な悪意となる。これは深いですね。身近なことにスケールダウンして考えてみても結構当てはまること、あるんじゃないですか。特に日本人って。
スメラギさんはこの惨状を見て過去の記憶がフラッシュバックしてしまい昏倒します。この過去の記憶こそが前作から引きずりっぱなしの過去の過ちなんでしょうね。今作で明かされるのでしょうか。とりあえず過去映像から読み取れるのはスメラギさんがかつてAEUに所属していたこと。おそらく友軍同士での誤爆か何かがあったことくらいですか。それとそのせいでエミリオという恋人?を失ったこと、でしょうか。あれ?チョンマゲくんは???
一方アロウズではこの掃討作戦について胸を痛めるマネキン大佐とそれを口実にねちねちと厭味を吐くリント少佐のやりとり。どうやらマネキン大佐も過去に何か失敗をやらかしている模様。それもスメラギさんと同様に同士討ちを。もしかするとこの二人はかつて因縁があった関係なのかもしれないですね。
前作のリボンズ張りになにやら暗躍しているのは王留美。イノベイターを欺くとか危険なことを言ってますが、それ以上に注目発言は紅龍に対して「お兄様」とか言ってますけど。王留美と紅龍の同人誌を作ってた人たち涙目www
でもってまた回想シーン。予想したとおりスメラギさんとマネキン大佐はかつてAEUで戦術予報士として仲間だったんですね。そしてそれぞれの立てた戦術予報により友軍同士での同士討ち。マネキン大佐はソレスタル・ビーイングの戦術がスメラギさん(=クジョウ)のものと似ていることからソレスタル・ビーイングの戦術予報士は彼女ではないかと思い始めたようです。
一方掃討作戦に参加したピーリス中尉はセルゲイ大佐から送られてきた彼女を気遣う暗号通信を読み、大佐の気遣いとは裏腹に兵器としての生を全うしようと決意してしまいました。しかしその目から流れる涙はそれが本心ではないことを物語っているように思えます。で、セルゲイ大佐は階級が下のはずのリント少佐から叱責、修正を加えられます。アロウズと連邦では「Z」のときの連邦とティターンズのように階級に差があるようです。
さらに地球にルイスたちの部隊も着任したようです。徐々に役者が揃い始めました。
でもってこちらもお久しぶりのネーナ・トリニティ。おそらく王留美の指令でなにやら暗躍している模様です…
ソレスタル・ビーイングはカタロンからアロウズの目を引くために敢えて光学迷彩を解き行動を開始。一方物思いにふけるピーリスとルイスの初邂逅。ピーリスは超兵の能力を使ったのかルイスの心を読んでしまいます。やはりルイスは沙慈のことを…ってアンドレイくん、君もギャグキャラになっていくのかwww
ソレスタル・ビーイングの敢えて目立つ行動に釣られたアロウズ。ピーリスが、アンドレイが、ルイスがそしてミスター武士道wが。それぞれの思いを胸にガンダムと相対します。そんな中、自分も何かしなきゃと銃座に座る沙慈。しかし、肝心なところで戦いを否定する今までの自分との葛藤に苛まれます。そこに肉薄するルイス機!
そしてミスター武士道に追い詰められる刹那とピーリス機にサーベルで貫かれるアレルヤ。果たして一体どうなるのか!?
そういえばサーシェスって刹那を見逃したの???