
機動戦士ガンダムOO 第19話「絆」鑑賞記
おおっ!盛り上がってきたぁ!!というところで終わった前回のせいで年甲斐もなく「アニメの次週放送にワクワクする」体験をさせていただきました。どうも呑んだくれです。
でもって先週からの続き。「あたしら味方よぉ!?」と叫ぶ鬼畜女に対して高らかに宣言する刹那。どうした、かっこいいぞ刹那。彼にとって救世主であり「神」でもあるガンダムが無意味な殺戮を繰り広げるのは許せない、そんな意思が見て取れます。
そんな彼を諭すヨハン、しかし「貴様はガンダムではない」という発言で返す刹那を「錯乱したか…」とばっさり行っちゃうヨハンにぃ。こう書くと明らかに刹那が変な人ですwww
ファンネルじゃなくてファングというもどき兵器を使うミハエル。刹那もエクシアの武器を使い分けて墜としていきますが最後の二つが迫る…っというところで今度はティエリアが参戦。てかファングみたいな小さい兵器を撃ち落すのにそんなビームを撃つな。
ティエリアが自分の援護に来たというのが刹那自身も信じられない様子。ましてココまでガンダムマイスターの中でもっとも意見が合わなさそうな二人が戦闘フォーメーションを使う事になろうとは…ちょっと意味合いは違うけどかつてのライバルと手を取って戦うというのは王道でベタな展開ではありますがやっぱり燃えますな。
そんな2人の状況をプトレマイオスから観測中の人々。スメラギ姐さんのケツを軸に場面を写すのやめれ。そしてロックオンも指示を仰ぎはしましたが参戦したくて仕方がない様子。それはプトレマイオスに残っているアレルヤも同じでした。しかしアレルヤはプトレマイオスの直掩に入る必要があるためじっと我慢のようです。
久しぶりにチャイナ服をまとって登場の王留美、「世界が変わりさえすればいい。どんな手段を使ってでも」なんてしれっと恐ろしい発言をします。ここまで気楽なコスプレスポンサー的ポジションでしたが彼女にもそうまでして世界を変えたい事情があるのでしょうか。同じくアレハンドロと従者のアムロじゃなくてリボンズ。リボンズは以前示唆されたとおりかなりの重要人物のようです。
ヨハンと鬼畜が合体攻撃をしようとするのを阻止するティエリア。「そんな時間が〜云々」言ってますが、その直後自分も攻撃かわすためにヴァーチェをナドレに変形させます。その時間の方が長い気がするのは俺だけか?俺だけなのか?
そしてナドレの本来の性能が発揮されます。しかしこのことから当初からナドレは対ヴェーダ指揮下のMSとの戦闘を想定していたように思われます。もちろん基本的には最初の4機のガンダムが反旗を翻したときのためなのかもしれませんが。と、なるとトリニティのガンダムもやはり計画通りということになるのでしょう。
しかしせっかくのナドレの真なる能力もアレハンドロのニヤリでかき消されます。どうやらヴェーダは本当にハッキングされているようで。リボンズを使ってアレハンドロが行なわせていることなのか、はたまたリボンズがアレハンドロを利用しているのか?
そうこうしているうちにデュナメスも参戦。でもヨハンはそんなロックオンの活躍の場を奪うべく撤退を二人に指示します。そして捨て台詞的に心理戦へ持ち込みます。それはロックオンいや二ール・ディランディの個人情報。彼がガンダムマイスターになった理由、家族をテロで失ったこと。そしてそのテロの実行犯グループは…かつて刹那が所属していた反政府ゲリラ組織KPSA。つまりロックオンが仇とする相手は刹那ことソラン・イブラヒムという事実。もちろんグループが行なったことなので刹那のみが仇となるわけではないのでしょうが。
舞台は変わってユニオン、AEU、人革連のトップたち。新たなガンダムの出現に打つ手なし…のようで諦めムードが漂いますが、そこにソレスタルビーイングの関係者を名乗る人物からコンタクトがあります。彼らもまだ、表舞台からは消えないようで。
さらにルイスが入院している病院。甲斐甲斐しくルイスの世話を焼く沙慈。沙慈の中にガンダムに対する憎しみの心が芽生えてきているのでしょうか。すると彼もまたストーリーに大きく関わってくるのでしょうか。
そしてルイスから日本に帰るよう告げられる沙慈。ルイス曰く夢をかなえろと。そしてルイスの夢は沙慈が夢をかなえること。なんていい女なんだ…先週から俺の中でルイスの評価急上昇。
まあ彼女の選択としてはこのまま沙慈に面倒を見てもらって彼におんぶに抱っこで生きていくのか、そうでない道を選ぶのかのどちらかしか残されていないわけですから仕方なくもあり、それだけに儚いものですね。ルイスの笑顔が切ない(;つД`)
一方沙慈のお姉さんは徐々に事実に近づいている模様。あんまり事実を知るとこないだ取材した兵士みたいに消されちゃうよ。
先ほどのマイスターズ。いつもの通り反省会www今日の議題は先ほどの捨て台詞について。
刹那を問いただすロックオン。ロックオンの口から語られる彼自身の過去、どうして世界がこうなったのか、何故自分の家族がその犠牲にならなければならないのか…そしてその感情の行き先は刹那へ向けられた銃口。慌てるティエリア。あれ?大分前にもこんなシーンあったよね?
前回と違うのはロックオンがホントに撃っちゃうところ。そして刹那もその心の内を語り始めます。「神」を信じ「神」のために戦いそして「神」がいないことを知る。かけがえのない代償を払って。そしてモラリアでの自身の行動についての真相を語ります。「神」がいないということを図らずも教えてくれた相手、アリー・アル・サーシェスという男について。
そして語る揺るぎない決意。「俺がガンダムだ」刹那は自身がガンダム=「神」の体現になろうとしています。その胸のうちを話してすっきりしたのか、ロックオンのガンダムバカ発言に「最高の褒め言葉だ」と笑って返す余裕をもちました。てかコイツ初めて笑ったな。そしてそんな2人を見てティエリアが「これが…人間か」と呟きます。ということは彼は人間ではないのでしょうか???人造人間???
トリニティたちの隠れ家はアフリカ大陸にあるらしいです。こんなでっかい施設いつ建造していつからこいつらは待機していたのか?出てきたときは宇宙船も持ってたよな?そしてヨハンが指示を仰ごうといったのは沙慈のお姉さんが突き止めた「ラグナ」という名前。つまりヴェーダとは違い人間の指示によって動いているということだろうか?
さらには南極大陸。ユニオン、AEU、人革連が一堂に会してなにやら地下施設に降りてゆきます。そしてそこに待っていたのはミサイル?カプセル?対ガンダムの新兵器でしょうか?いざ次回!!