機動戦士ガンダムOO 第2話「ガンダムマイスター」鑑賞記

はぁいこんにちは、夜見てる人はこんばんわ。呑んだくれです。
さっそくビデオに録り貯めといた第二話を見たので鑑賞記を書きたいと思いますよ。

てか今回初めて気付いたけど、ナレーションが古谷徹さんなんだね。前回喋ってたっけ?覚えてないなぁ…
冒頭、AEU、ユニオン、人革連というそれぞれの組織のトップのソレスタルビーイングに対する様々な感情や思惑が描かれます。で気になったのがユニオン。現在よりも300年くらい未来の話なのですが、まだアメリカは世界の警察気取りでいるんですか。個人的にそんなの誰も頼んでないんでやめて欲しいと思ってるんですが。
舞台変わって主人公刹那くんとロックオン(これ人名)さん、海のど真ん中のとある島に潜伏しております。そこへ登場したのは前回人革連の軌道エレベーターにいたはずのチャイナのねーちゃん。今回はスーパーひとし君みたいな格好をされております。しかも下僕にお姫様抱っこをさせているという…どんだけ女王様だ、と。
そして告げられるセカンドミッション。颯爽とガンダムに乗り込む2人。網膜認証を行なうなど現代という時代の進歩に合わせてアニメの中の技術も進歩していきます。思えばファーストガンダムのホワイトベース内の連絡手段は有線電話みたいな(コードがぐるぐるのスプリングみたいな奴)だったもんなぁ…あれはあれでミノフスキー粒子散布下の状況では有線通信がもっとも確実という後付の理由があったけど。とにかく未来の話である以上、網膜認証などという技術が当たり前に使用されているというのがリアリティを生み出します。

更に舞台は変わります。今度は宇宙でのソレスタルビーイングの旗艦プトレマイオス。もう2人の主人公(多いな)アレルヤとティエリアの2人が出撃。アレルヤが愚痴をこぼすと艦長の女性が登場。それにそっけなく答えるティエリア。そのティエリアの態度(言動)に「それは若さよ」と答える艦長。あなたも相当若いですよね。え?26歳?いや、十分若いって(30男の愚痴)
ガンダムが発する粒子(GN粒子というそうです)は身に纏うように散布することによってMS単体での大気圏突入も可能のようです。これによってミノフスキー粒子以上の便利な科学が根本にあるということが証明されました。まぁでもアニメ(しかもロボットアニメ)に関していえばそれくらいやらないとアニメとして成り立たないと思います。必要以上に科学考証をしっかりやっちゃったら何の面白みもないアニメになりそうだしね。先に述べたリアルさの演出と非現実の混合のバランスのよさがSFアニメの面白さの根源なのではないでしょうか?これからこのガンダムOOはその普遍的でもっとも難しいハードルをクリアできるのでしょうか。
さて、そしてガンダムたちが向かうはセイロン島。古くから続く民族対立とそれに介入している人革連の利権争いに介入行動をおこす予定。艦長と前回登場したくせに名前が出なかった金髪とちょんまげが説明してくれました。今作の戦争はエネルギー資源を巡っての利権争いが主軸となるのでしょうか。
セイロン島で行なわれている戦闘シーンに場面が移るわけですが、一方は第一話アバンタイトルで刹那を追い込んだMS、そしてそれをほぼ一方的に駆逐していくのがおそらく人革連のMS。この両方ともが個人的に非常にいいと思います。これくらいの戦闘用ロボットなら現実に出来そうだよね。
そしてその戦場に向かう途中、刹那くんはかつての戦場での出来事を思い出します。第一話のアバンタイトルで刹那を助けたガンダムタイプ。そして呟きます。「俺がガンダムだ。」いや、あなたは人間ですwリーダー的存在のロックオンが世話係に任命されハロに貧乏くじと冷やかされます。介入行動に入る各ガンダム、すいすいと滑らかに動くガンダムたちと違い重厚感溢れるゆったりとした動きが特徴の人革連のMSタチが次々と駆逐されていきます。エクシアは次々と切り刻んでゆき、デュナメスは高高度から狙撃、キュリオスはMA形態のまま爆撃、その後MSに変形して基地を破壊していきます。ヴァーチェは一人だけ巨大なビームキャノンで艦艇ごとMSを消滅させてしまいます。キュリオスのパイロット、アレルヤはソレスタルビーイングの行動理念自体は納得しているようですが、人殺しということ自体は嫌悪している様子。まさに「W」のカトル的ポジション。
その頃日本ではソレスタルビーイングの声明を発表していた人物を特定。200年前に死んだとされるイオリア・シュヘンベルグだそうです。これはあれか、冷凍睡眠か何かか?
そして帰投中のガンダムたち、アレルヤが刹那はやられたのかと不謹慎なことを聞きます。その刹那はお先に帰投中。するとユニオンの金髪くんことグラハム・エーカーが刹那のエクシアに仕掛けます。
その開口一番、「君の存在に心奪われたものだ!」
こりゃ名台詞だったね。某赤い人の「認めたくないものだな…」に匹敵するいい台詞でしたよ、俺の中では。
人革連、AEUのMSは全く敵わなかったガンダムエクシアにユニオンのエースパイロットの駆るMSフラッグは太刀打ちできるのか?盛り上げる終わり方ですね。




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