
美しい国
2006年8月15日、終戦から61年を迎えたこの日、小泉純一郎総理大臣が靖国神社へ総理大臣として21年ぶりに終戦記念日に参拝をしました。
この件に関して日本の国内外から様々な意見が寄せられています。
今回はそれについて意見を述べてみたいと思います。
ただ、書きたいことが色々とありすぎてしまって、ただ書きたいことの羅列になってしまっているのは勘弁してやってください(^∧^) ゴメン
まず最初に書いておきますが、俺の意見としては「靖国神社参拝自体はOK」
「諸外国から何を言われてもきちんと行く理由を明確にするなら問題なし」
「ただし、説明責任は生じる。きちんと説明を」です。
それらの条件さえクリアできていれば、諸外国から何を言われようとも自分の思うように参拝したらいいと思います。
アレだけ色々騒がれた小泉さんの意見としては「いつ参拝してもマスコミからは文句を言われる。
ならいつ行っても変わらないじゃないか。」と。
これに関しては確かにそうだと思いますね。何月に行こうと文句を言われるなら最初に公約したとおり、8月15日に行っちまえと。俺でもそうします。
ただね、小泉さんの参拝について俺が文句があるのは、何を聞かれても「心の問題」の一言で片付けて、何故行くのか(これについてはチラリと述べてくれましたが)どうしてこうまで批判されてもまだ行くのか、国会でも国民にももちろん諸外国にも納得行くまで説明をしないところにあります。
よく私人として行くのだから云々という意見がありますが、総理大臣という立場である以上、外に出た時点で総理大臣という肩書きがついて回るのです。それは芸能人やスポーツ選手も同じなのです。
周りの人に総理大臣として認識される以上は私人小泉純一郎というのは存在しないのです。
暴論にも思われるかもしれませんが、皆さんが街で芸能人を見かけたときにプライベートだからそっとしておいてあげようと思う人はいないのと同じです。
国内ですらそうなのだから小泉大好きw中国メディア、韓国メディアがプライベートだからといって許してくれるはずがありません。
そして韓国や中国が過剰に反応する「過去」の歴史に対する清算の問題。
これに関してもまだまだ曖昧な問題があると思います。受け売りで悪いのですが「嫌韓流」という本で書かれていたこと。それについて韓国側がきちんとした証拠を持ってでたらめだと言えるのでしょうか?逆に「嫌韓流」側の資料は正確なものなのでしょうか?
今まで日本のマスコミが我々に伝えてきた事実と「嫌韓流」に書かれていた内容があまりにも違いすぎて、正直困惑しています。
また、参拝自体が「過去」にしてきたことを正当化する行為だと言っていますが果たしてそうなのでしょうか?
小泉首相は「過去」にしてきたことを二度と繰り返さないためにそれを誓うために参拝しているのだと言っています。
本心のところはどうだか知りませんが、もしそれが真実だとしても許されない行為なのでしょうか。
逆に韓国や中国ではどうなのでしょうか。今まで両国では間違った歴史はなく、それについて正しく学ぶ機会があるのでしょうか。
個人的に朝鮮日報とかの日本語版を読むことがあるんですが、なんというかその…そんなに偏ってていいの!?というくらい韓国ヽ(´ー`)ノマンセーな内容です。
もちろん朝鮮日報一誌だけをみて言うのが軽率なのは分かってますが、これだけの内容だともはや世論操作と取られても致し方ないところがあるような気がします。
とにかく日本と中・韓の過去に何があったのかは当該国がそれぞれ調べたって自分たちに都合のいい結果しか発表しないのに決まってるんだから、第三国、それもヨーロッパあたりの研究チームに全てを一任して調査してもらうのが一番いいと思います。そうすれば歴史の真実が明らかになることでしょう。
権威ある、という点では国連が主導して研究チームを派遣する形の方がいいかも。
また、中・韓両国に関しては厳密にこの問題を解決させようとする意図がないのもまた事実のようです。
大体が、もし本気で日本側をぐぅの音も出ないように黙らせる気があるのなら、前述した研究チームを編成して裏を取るデータを集めて「歴史の事実はこうだったのだ!」と突きつけてやればいいと思います。
また、何度も何度も日本側に謝罪の言葉がないと迫るのは、それによって対日本外交のアドバンテージをとりたいという意図が見え隠れするのは気のせいでしょうか?
さらには両国とも国民の政府・行政への不満を靖国問題=日本への敵対心へと変えさせ、それがひいては愛国心の高揚へと繋がるように仕向けている感があるように思えます。
先の朝鮮日報などで国民世論を操作しているせいか、それとも反日教育が徹底されているせいか、今の中国・韓国の若者たちは過剰なまでに反日感情を持っていると聞きます(それとは逆にアニメなどのいわゆるオタク文化の面で親日との感情のハザマで揺れ動いている若者も多いと聞きます)。
小泉さんや日本政府の不用意な発言を待望している向きもないとは言えないはずです。
また、日本のマスコミによる靖国問題をはじめとする、戦争の最も大切な部分への過剰なまでのタブー視が、俺を含む日本人のこの問題への無知に繋がっていると思います。
まるで腫れ物に触るように扱い、視聴者に真実を伝えることを怠った罪は問われるべきだと思います。
ある意味では中・韓のマスコミと同じだと思います。
そしてたまに報道したかと思えば、左寄りの朝日新聞やTBSの韓国へのおべんちゃらとも取れる報道による世論調査。
石原慎太郎東京都知事の発言を無理矢理な編集で虚偽報道をするとかもうめちゃくちゃです…
戦犯に関しては、正直今さらあの裁判は無効だとか言ってもしょうがないとは思います。
そして戦勝国が敗戦国を裁くのは別にあの裁判が最初というわけではないでしょう。
もちろんベストは国連が裁くべきでしょうが。
ただあの裁判はとにかく日本の軍部を主導した東条英機らを一刻も早く亡き者にしてしまいたいという意図が見え見えだったところが問題でしょう。
そして昭和天皇はGHQが自分たちの統治に利用できるからと言って何の罪にも問わなかったこともその後の何かが狂い始めるきっかけになったという部分で今の靖国問題のきっかけになっているのです。
そもそもアメリカは今も昔も「We are NO.1」な国ですから、自分たちが核兵器を持っているのにもかかわらずよその国には「核そのものを持ったらダメ」とか誰も頼んでないのに世界の警察を〈勝手に〉名乗ったりとにかく自分たちが良ければ何でもいい!みたいな国ですので仕方がない面はあるのですが。
ただ、A級、B級、C級の戦犯の明確な違いというのが今もって明らかにされていない部分があるのは問題だと思います。
例えば何故A級戦犯が祭られているから参拝してはならないという勢力がいるのか、中・韓はもちろん少なくとも日本人なら全員が知っておくべきことなのではないでしょうか。また近頃ではA級戦犯を分祀しようという動きが出てきています。
中・韓両国がもしもA級戦犯が祀られているから靖国参拝NOと言っているのなら、何も文句を言われなくするためにさっさと分祀してしまえばいいと思います。
ただ、靖国神社に祀られているのは戦争で国のために「戦死した」人たちのはずなので、個人的には裁判で裁かれて死んだA級戦犯に関しては祀られる資格がないはずです。
そもそも人間側が人間を「神にする」という合祀という制度もおかしなものですが。
某テレビ局の世論調査では、首相の靖国参拝に関して是非がほぼ真っ二つに割れたそうです。
それだけ靖国神社という場所自体は日本人にとって特別な場所なのです。
この問題は日本人である我々が受け継ぐべき大事な問題の一つなのです。