僕が住むこの街を君は何も知らない、僕がここにいる訳さえも


はいどうも。
今回は少し語りモードに入っちゃおうと思います。

俺は幼稚園のころからずっと広島県広島市佐伯区に住んでいるんですが。
まぁ、もちろん小中高のときは漠然と地元に居ついてたわけです。
でもね、大学に入った頃からちょっと思ってることがあるんです。

「俺ずっとこのまま地元に住み続けよう」ってね。

何でかっていう理由はホントに下らない理由なんですけど。
やっぱり広島って結局は地方都市なんで、大学や就職で東京とか大阪とかにみんな
散っていく訳ですよ。
で、世知辛い世の中じゃないですか。夢破れて傷つくこともあるじゃないですか。
そんな時って青春時代を過ごした街に帰ってきたくなるじゃないですか?
もちろん都落ちなんて感じではなく、一日だけ帰って気分転換でもいいじゃないですか。

そんな時に、昔の友人、クラスメイトと再会すると少し心癒されるじゃないですか。
俺そんな存在になりたいな、って思ったんです。
「ああ、アイツまだこの街にいるんだよな」って思ってもらえればそれだけで
そいつの役に立ててるんじゃないかって思うんです。
帰ってくる理由になる、なんて傲慢なことは言いませんが、すこしでも役に立てれば
いいじゃないか、と思います。

ホントは中学頃から喫茶店やりてぇな、って思ってたんですけど。
そして皆が懐かしく集う店になれば、とか思ってたんですけど。
楽しいでしょ?時々昔の知り合いが来て、心を許せる場所を提供して、
で、そこで俺はタバコ吹かしながら美味しいコーヒーを淹れてるの。

どうやらそれはもう無理なようなので(宝くじで2億円でも当たれば別だけどw)、
ずっと地元に住み続けて、そういう存在にでもなれれば、と思います。

そんな理由でずっとここに居続けるのも悪くはないよね。