
マスコミに問う
テレビは見ます。もちろんニュース・バラエティー・ドラマ・スポーツ中継などノンジャンルです。
でもワイドショーは見ません。
なぜだ!?
それは何故だと聞かれたらワイドショーのリポートの仕方が大嫌いだから。
いや、とにかくテレビ局、新聞社の記者のリポートの仕方が嫌いです。無神経だろ、あいつら?
人が死んだ後に、その遺族に対して、「今のお気持ちは?」ってアンタ…聞かなきゃ分からないですか?(゚∠゚)ニホンゴムズカスィですか?静かにしといてやれよ。全く。それ以外にも芸能人がくっついただの別れただの知らねーっつの。
阪神大震災のときのいろいろな逸話もありましたね。
被災した人たちが重機も何もない状態で、どこに誰が埋まっているのかも分からない。
耳を澄ませて瓦礫の下敷きになっている人たちの声を聞こうとしたそのとき、マスコミのヘリの音で何も聞こえなかったとか…それで助かる命があったかもしれないのにも関わらず。
これはきっと稀なケースなんだろうけど、そういうのを聞いた後にワイドショーとか見るとイライラするんだよね。そう、無神経だろ、と。
一度、どうしてそうまでして人の心に土足でずけずけと踏み込んでくるのか考えたことがある。それはきっと人の気持ちを考えないからじゃないか、と。
リポーターの人たちは自分たちが真実を伝える正しい仕事をしているんだと信じて疑わないだろう。そしてそのためのプロ意識をもって、テレビの向こうにいる視聴者のために真実を伝えようとする。
例えそれが目の前にいる人を傷つける結果に終わっても。見えてないんだろうね、きっと。優先順位がどうなっているのかが。
この人たちって、実際自分が事件の被害者になって、自らがそういう報道の猛火に晒されたとき、いったいどう思うんだろう?以前長崎で起きた12歳の女の子の殺人事件の被害者の父親がマスコミ関係の人で、そんな感じの発言をされてましたね。
「マスコミ人として答えなきゃならない自分と、そっとしておいてほしい自分がいる」
みたいな趣旨でしたか。それを聞いてやはりマスコミ人も人間なんだなと思いました。当然のことですが。
原点に返りましょう。人の気持ちを考える。事件の当事者も犯人も被害者も。
そしてそれを報道するマスコミも原点に返りましょう。
相手の気持ちを思いやる。これだけで事件も減るだろうしそれに傷つく人もいなくなるだろうし、いいこと尽くめの気がするのだが、いかが?
ていうか芸能デスクっていう肩書きは何?
すごい謎なポストなんだけど。これって絶対人には自慢できない役職ですよね。はたして、芸能デスクと呼ばれる人たちは自分の仕事に誇りを持っていられるのでしょうか?他人の好いた惚れたに一喜一憂する仕事に…よくわかんねぇや。